南都は、観光施設「おきなわワールド」の夏期限定アクティビティとして、「南の島の洞くつ探検」を7月20日(土)から開催する。
国内最大級の規模を誇る沖縄の鍾乳洞「玉泉洞」
1986年から開催され、今年で38年目を迎える「南の島の洞くつ探検」は、国内最大級の規模を誇る沖縄の鍾乳洞「玉泉洞」の未公開エリアを、ケイビングインストラクターと探検するアクティビティ。
珊瑚礁の海に囲まれ、亜熱帯の島々が連なる沖縄には、600カ所以上の鍾乳洞が存在するが、そのなかで最も巨大な鍾乳洞が「玉泉洞」だという。「玉泉洞」の最初の探検・調査は愛媛大学学術探検部により行われた。1967年から8年間かけて行われた探検・調査により、「玉泉洞」は全長5,000mの大洞窟ということが明らかになったという。現在、5,000mのうち890mは観光洞エリア、残り4,000m以上は研究用の未公開エリアとして保存されている。
美しい鍾乳石や貴重な生きものたち
「南の島の洞くつ探検」では、自然のままの真っ暗な洞窟をヘッドランプの灯りだけを頼りに進んでいく。
サンゴ礁由来の琉球石灰岩にできた沖縄の鍾乳洞の中でも、「玉泉洞」は鍾乳石を100万本以上を擁しており、美しい鍾乳石や迫力ある巨大な鍾乳石がいたるところにみられ、亜熱帯の鍾乳洞ならではの景観が広がる。
鍾乳洞の気温はその土地の年間平均気温とほぼ同じ。そのため沖縄の鍾乳洞は気温や水温も快適だという。洞窟に流れる地下川をザブザブ進む、亜熱帯の鍾乳洞だからこその体験が楽しめる。
また、絶滅危惧種に指定されているオキナワコキクガシラコウモリや、クロイワトカゲモドキなど、亜熱帯の島特有の貴重な生きものが生息しているのも魅力の一つだ。
日常からかけ離れた世界に身を置く緊張感が味わえる「非日常感」、バーチャルではないリアルな体験ができる「Reality」、五感が鮮やかに研ぎ澄まされていく「野生の感覚」、自分をはるかに超える自然を深く感じ取る「センスオブワンダー」を体感しよう。
配信: STRAIGHT PRESS