長崎の観光名所「グラバー園」は、開園50周年を記念した期間限定の特別イベント「マダム・バタフライ ひかり咲く夜 明治夜宴 and ハローキティ 50周年の饗宴」第1期を、7月20日(土)〜10月9日(水)に開催する。
オペラ『マダム・バタフライ』をテーマにしたイベント
国指定重要文化財である「旧リンガー住宅」と、世界遺産としても知られる「旧グラバー住宅」を含む長崎の観光名所「グラバー園」は、2024年、開園50周年を迎える。それを記念し、このたび「マダム・バタフライ ひかり咲く夜 明治夜宴 and ハローキティ 50周年の饗宴」を開催。通常、夜間は閉園している園内を開放してさまざまなコンテンツを展開する。また、同じく誕生50周年を迎えるハローキティも登場し、夜宴を華やかに盛り上げる。
「明治夜宴」では、明治時代の長崎が舞台になった、世界的に有名なオペラ『マダム・バタフライ』をテーマにした光と映像、音楽、食が調和するアートイベントを楽しめる。
イベントの総合演出は、未来を具現化するクリエイティブカンパニー「ワントゥーテン」が担当。美しい照明演出が「グラバー園」の魅力を引き立てるだけでなく、最新のデジタルテクノロジーを使った没入型演出により、明治時代の長崎をイメージした異国情緒あふれるジャポニズムの世界観を来場者に提供する。
庭園内でグラバーの愛したビールを楽しむ
冒険商人トーマス・グラバーは、アメリカ人のコープランドが開いたビール醸造所「スプリングバレー・ブルワリー」が1884(明治17)年に閉鎖に追い込まると買収し、翌年に「ジャパン・ブルワリー・カンパニー」を発足した。
「明治夜宴」の期間中は、グラバーが愛した「スプリングバレー・ブルワリー」の志を受け継ぐキリンビールのスプリングバレークラフトビールを、庭園内にある「グラバーカフェ」にて味わうことができる。
「グラバーカフェ」は、「グラバーズ・サマー・バー ~マダムバタフライカフェ~ガラコンサートの夕べ~」と題し、21:00まで営業。ライトアップされた洋館や長崎夜景に囲まれた、オペラ『マダム・バタフライ』で使われる複数の楽曲に耳をかたむけるガラコンサートのような音楽空間で、涼やかな夜風を感じながらビールを楽しもう。
配信: STRAIGHT PRESS