冷やし麺は【ガスト】が最高! 栄養士がファミレス「期間限定メニュー」ジャッジ


写真ACより

うだるような暑さで食欲が落ちがちな季節に突入しましたが、そんな中でもおいしく食べられるのが、ツルっと喉越しさっぱりの「冷やし麺」。そこで今回は管理栄養士の猪坂みなみ先生に、人気のファミレス【ジョナサン・デニーズ・ココス・ガスト】から、期間限定メニューを含む4品の特徴や健康的に楽しむ方法を教えてもらいました。

目次

・冷やし麺を健康的に楽しむポイント

・【ジョナサン】 盛岡冷麺(白)

・【デニーズ】 冷やし豆乳担々麺

・【ココス】冷製カオソーイ

・【ガスト】ねばとろサラダうどん

・管理栄養士のベスト1

冷やし麺を健康的に楽しむポイント

――温かい麺類と冷たい麺類では栄養的に違いはありますか?

猪坂みなみ先生(以下、猪坂) 全く同じ食材を使用しているのであれば、温かいものと冷たいもので栄養成分に大きな違いは生まれません。

 また、少し冷やした料理を食べる程度であればそこまで神経質になる必要はありませんが、氷など極端に冷たいものを大量に食べると、内臓を冷やして腸の機能を低下させる恐れもあるため、飲み物は常温のものを選ぶなどしておなかの冷えを防止すると良いと思います。

――冷やし麺を楽しむ際に気をつけるべきポイントやおすすめのサイドメニューがあれば教えてください。

猪坂 冷やし麺などの麺メニューはどうしても「麺」がメインになりがちですので、具が少ないものだと摂れる栄養が糖質ばかりに偏ってしまいます。

 そのため「お肉や魚介類、卵などのたんぱく質がトッピングされているか」、「野菜やきのこ、海藻類は摂れるか」といったポイントを意識してメニューを選ぶのがおすすめです。

 また、夏は暑さでバテやすい時期ですので、糖をエネルギーに変換してくれるビタミンB1をしっかりとれると良いですね。ビタミンB1は豚肉やうなぎ、紅鮭、大豆、ごまなどに含まれています。

 あとは、外は暑くても室内はクーラーが効きすぎていて寒いというシチュエーションもあると思います。そんな時は、薬味として体を温める働きが期待されている生姜をプラスしたり、とろみのある汁物をサイドメニューからオーダーしたりするのも良いでしょう。

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