子どもの「熱中症」に要注意 大人より高温の環境下に 消費者庁が対策呼び掛け

暑さが厳しい日が続く中、消費者庁が子どもの熱中症に注意するよう、公式サイトで注意を呼び掛けています。

子どもの熱中症を防ぐために、小まめに水分補給をさせること

【画像】「いつもと違う」と思ったらすぐに対処して! これが子どもの“熱中症”を防ぐポイントです

 暑さが厳しい日が続いています。そんな中、消費者庁が子どもの熱中症に注意するとともに、小まめな水分補給やエアコンの使用などの対策を行うよう、公式サイトで呼び掛けています。

大人よりも高温の環境にさらされている

 消費者庁によると、子どもは大人に比べて身長が低いため、大人よりも地面から受ける輻射熱(ふくしゃねつ)は高温になるということです。そのため、同庁は、子どもが大人よりも高温の環境にさらされていると考え、子どもの体調の変化に注意するよう、呼び掛けています。

 また、車内の熱中症にも注意が必要だと説明。夏は車内の温度がすぐに上昇するため、子どもがぐっすり寝ていても、車の中で決して1人にしないよう、注意しています。車の鍵を子どもに持たせていると、誤ってロックし閉じ込められる場合があるため、大人が持つよう求めています。

 消費者庁は、熱中症を予防するポイントや熱中症の応急処置について、公式サイトで次のように紹介しています。

【熱中症予防のポイント】
・部屋の温度を小まめにチェック。普段過ごす部屋には温度計を置くことを推奨。

・室温28度を目安に、エアコンや扇風機を上手に使うこと。

・喉が渇かなくても小まめに水分補給をする。

・外出の際は体を締め付けない涼しい服装で、日よけ対策も行う。

・無理をせず、適度に休憩を取る。

・日頃から栄養バランスの良い食事を取り、体力づくりを行う。

【熱中症の応急手当】
・涼しい場所や日陰のある場所へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせる。

・エアコンをつける、扇風機・うちわなどで風を当て、体を冷やす。

・首の回り・脇の下・太ももの付け根など太い血管の部分を冷やす。

・飲めるようであれば水分を小まめに取らせる。

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