隠れ家雑貨店や住宅街の焼き菓子店etc. 早稲田の最旬よりみちスポット4選

隠れ家雑貨店や住宅街の焼き菓子店etc. 早稲田の最旬よりみちスポット4選

東京メトロ東西線が通る早稲田駅。高田馬場駅と神楽坂駅の間に位置し、都心へのアクセスも良好。また、路面電車の都電荒川線の同名駅があるなど昔懐かしい風景も残るこの街では、気になる新店も続々増加中! 今年オープンした最新のグルメやよりみちスポットをチェックして、さんぽに出かけてみてはいかが。

下町風情が残る有名大学のおひざもと

新宿区北部に位置する早稲田駅。名前の通り、多数の著名人を輩出した「早稲田大学」があり、周辺は飲食店などが並ぶ学生街としてにぎわう。最近ではセレクトショップの「NEWOLD STOCK」や「Inf神田川イタリアン」といった注目の店も増えており、ショッピングやグルメを楽しむ人も。

一方で緑豊かな一面を持ち、「戸山公園」や「甘泉園公園」など名のある屋敷跡に造られた立派な公園が随所にあり、園内はいずれも新宿区とは思えないほどのどか。また早大通りや神田川沿いの緑道など、自然に包まれたスポットも散見され、街を歩くほど癒される。

駅から少し離れてみると、学生街とは打って変わって、落ち着い雰囲気に。東京に残る唯一の都電、荒川線を中心に、あたりには地元の人が行き交い穏やかな空気が流れる。

「都会だけど下町の風情があると思いますよ」と話すのは、長くこの地に住む「Abukri EHIPANINO!」の嶋田さん。昔ながらのご近所付き合いが今も続くという、神田川を越えた住宅地に店を構えている。

そうした人情味に焼き菓子店「pucupeco」も支えられていると、店主の矢定さんと飯倉さんは語り、今年3月の開業から早くも常連ができているとか。「さんぽ帰りに寄ってくれたり、またお菓子を買わない日でも窓の外から手を振ってくれたり、とても人が温かい」と街の雰囲気を気に入っているそう。

学生街、豊かな緑、下町の情緒などさまざまな面を持つ早稲田駅。歩くほど楽しい発見に出会えそう。

【2024年3月OPEN|pucupeco】

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