大人気バラエティ番組「逃走中」の放送開始20周年を記念して製作された、初のストーリー仕立ての映画『逃走中 THE MOVIE』(全国公開中)。メインキャストとなるのは、グローバルボーイズグループ・JO1の川西拓実、木全翔也、金城碧海、ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥の6名。アニバーサリーにふさわしい豪華なコラボが実現した。
映画の中で、彼らは高校時代の陸上部の仲間。おそろいのミサンガを身につけるほど固い絆の設定なのだが、実際にもとにかく仲がいい。今回の共演をきっかけに親しくなった、まだ数ヶ月の仲とは思えないほどの親密さだ。そんな仲の良さが溢れ出たインタビューをたっぷりお届け。
■今回の共演で急接近した6人
インタビュー開始時、少し遅れて部屋に入ってきた川西が、取材陣に「すみません!」と謝りながら中島の上に座った。「おいっ!」と言う中島に「あ、見えなかったわ」と返す川西。笑いに包まれながらインタビューが始まった。
――皆さんスゴく仲いいなって感じたんですけど、今回が初共演ですよね。
全員 はい!
――今回共演するまで持ってた印象と、会ってみてからでは違いましたか?親しくなって知った意外な一面とかがあったら教えてください。
中島 JO1のみなさんがこんなにフザケたり面白い事をするんだって事にビックリしました。FANTASTICSもリハーサルとか撮影の時にフザケる事が多いですが、JO1さんも同じようにボケたりツッコんだりしていたので、嬉しかったですね。
――JO1さんから見たFANTASTICSさんは?
金城 音楽番組でご一緒する機会が本当に多くて、中には元々交流しているメンバーも居るんですけど、僕は今回が初めてだったんです。僕の中ではFANTASTICSさんは“明るくて礼儀正しい方たち”という印象で、実際も人として尊敬できる部分がたくさんありました。気さくに楽しく話してくださって、特に大樹くんは、撮影の休憩中とかに自分や翔也が人生について深いところまでメチャクチャ聞くと、人生相談みたいなアドバイスというか、もう何でも色々答えてくれて…。
佐藤 撮影現場でこんなに話しかけてきてくれる人、僕、初めてだったんですよ。「この役って…」とかはあったりするんですけど、「人生って…」って入口がスゴくて(笑)。
金城 ヤバい!
佐藤 逆にそれがいいなと思ったんです。休憩中はアーティストについての話をして、撮影の時は芝居に切り替える、みたいなのがスゴく好きでした。JO1の3人とも人懐っこいなって印象があります。ぜんにん!
金城 善人?悪人ではないから。
佐藤 全員!言い間違えたんだよ!最初、中には寡黙な方も居るのかな、特に碧海はスゴくおとなしい人なのかなと思ってたら…一番最初に話しかけてきてくれたんです。「僕、『OVER DRIVE』(FANTASTICSのデビュー曲)知ってます。歌えます!オーディションから見てました」って。
――川西さんと中島さんも先程から拝見してると、スゴく仲いいですよね。もともと仲が良かったんですか?それとも今回がきっかけ?
中島 今回がきっかけです。同い年で、同じ大阪出身で、血液型も一緒なんです。
■6人で一緒にパフォーマンスをしてみたい
――そんなに共通点が!皆さん、今回で良いご縁ができたので、今後6人で一緒にやってみたい事とかあったりしますか?
佐藤 コラボ曲です。
全員 (うなづく)
木全 パフォーマンス一緒にしたいですね。ユニット曲が欲しいです。
金城 確かに。この6人のね。
佐藤 あと僕は、JO1さんの「Hi!JO1」っていうYouTubeチャンネルにFANTASTICSで出たいなぁ。
――みんなでキャンプとかどこかに行きたい、とかは?
中島 行きたいですね。
金城 みなさん、絶叫系は得意ですか?絶叫系が多い遊園地とかUSJとかに行きたいです。
佐藤 フットサルとかも良くない?3人サッカー経験者居るし。拓実は野球だけど。
川西 手を使っていいなら、いいですよ(笑)
中島 じゃあキーパーならいいやん。
川西 いやいや、普通にプレイしたいです。
金城 じゃあ僕はレフェリーを。
中島 足速いからね。
木全 じゃあ僕は…みんなにお水を配る人になります。
佐藤 ゲーム出ないんだ?(笑)
中島 さっき「フットサル」って聞いた時の喜びようは何だったんだよ(笑)。
■一番「アツい男」は誰だ!?
――今回の映画の内容は、友情とかアツさもテーマだと思うんですが、6人の中で一番“アツい男”は誰ですか?
金城 僕は大樹くんだと思います。撮影中とかの気遣いもスゴくて、僕が答えづらいような相談をした時も、イヤな顔をせず、「カワイイなぁ!」とか言いながら、「実は~」って話をしてくれるんです。人としてしっかりしてて、マイナスな言葉をあんまり言わないし、周りの人に感謝の気持ちを忘れないところも、僕自身も結構そういうタイプなので、「アツい男だなぁ」と思って。うん、尊敬してます。
佐藤 嬉しい…。
――木全さんは?
木全 迷うなぁ…。迷うけど、僕も大樹くんかな。映画に出るのは初めてで、色々演技について相談をした事があったんですけど、イヤな顔1つせず、スゴい丁寧に教えてくださったりもしましたし、他愛のない話でも真摯に向き合ってくれる方で、スゴい頼れるアニキだなって思いました。
佐藤 嬉しいですね。
――川西さんは?
川西 ムズいっすね…碧海かなぁ。やっぱアッチアチなんで。
金城 髪の毛もね。
――赤いし(笑)。
川西 碧海はポーカーフェイスって言われてたりするんですけど、情に熱かったりするので、男!って性格だと思います。
――“漢”って書いて「おとこ」と読むヤツですね。
川西 そうですね。“漢”の方の男です。
中島 (川西に)今言われて変えただろ。
――(笑)。では中島さん。
中島 黎弥くんですかね。愛があるし、中にあるホットな部分も感じるし、あとやっぱ普通に夏がメチャクチャ似合う(笑)。
全員 ゲラゲラゲラ
――そっちの「暑い」?(笑)
中島 暑いのも好きだし、熱々のも食べるし、いろんな「アツい」が似合う人なのかな。と。
瀬口 僕、もう片手にビールジョッキの毎日なんで!
全員 それは「アツい」わ~。
――では、ここまでで2票獲得してる佐藤さんは?
佐藤 オレも黎弥ですね。出会った時から思ってますが、“九州男児”って言葉がぴったりで、すんごい心優しいし、繊細だけど誰よりもアツいというか、曲がった事が大嫌い!
中島 原田泰造さん?(※編集部注:泰造さんの自己紹介ギャグに、そう言うのがあります)
佐藤 本当に、その言葉が似合うんですよ。
――瀬口さん、大人気ですけど?
瀬口 いやいやいや…。僕は、そんな中、翔也です。このメンバーで居る時、僕だいたい翔也の横に居るんですけど、ずっと1人だけ体温が熱いんですよ。
金城 物理的な熱さ(笑)。
木全 僕、本当に体温高めで、平熱が36.8℃とかあるんです…(笑)。
■もし賞金100億円を手にしたら…?
――賞金の100億円を手にしたらどう使います?
佐藤 この映画の続編を作ります!
全員 おおーっ。
佐藤 今回は「MISSION IN TOKYO」だったんですけど、次は海外に行きたいです。「逃走中」のフォーマットは海外の方も楽しめるし、いろんな国でウケると思います。
川西 戦略的!
瀬口 僕は、全国の小学校にキーパーグローブを届けます。
――大谷選手じゃないですか(笑)!他には?でも、100億って大金すぎてピンとこないですよね…。
中島 大きいお家をたくさん作って、いろんな人に住んでもらう。
川西 わぁ、オレもそれ思った…。
中島 誰もが住んでいいような、フリーな家。
――無償で貸すって事ですか?
中島 はい。本当に無料です。
全員 (ザワつく)
――みなさん、中島さんと仲良くしとかないと(笑)!
全員 ハハハハ。本当に。住まわせてほしいですね(笑)。
◆取材・文=鳥居美保
配信: WEBザテレビジョン
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