子どもが小学生に上がり、やむを得ない場合などに“子どもだけでの留守番”を検討するようになると、もしもの場合を考えて怖くなる方も多いかもしれません。安全に子どもの自律を促すいい経験となる留守番にするために、次のような対策を取り入れるのがオススメです。
■留守番ルールを決めておく
家の中の怪我や火災を起こしやすい場所の使い方、体調が悪くなったり怪我をしたりしたときの連絡方法、来客があったときや電話が鳴ったときの対応など、留守番中に子どもが自分で判断して行動しなければならないケースを想定し、あらかじめルールを決めておきましょう。そのうえで、慣れないうちは“ルールを思い出せない場合はいつでも連絡できる”ようにしておくとよいでしよう。
■見守りカメラを導入する
ベビーモニターのように、室内の様子を外出中でもスマホなどで見ることができるカメラを導入して子どもが過ごす部屋に設置しておくと、連絡が取れないときや確認したいときなどに便利です。子どもが過ごす部屋でなく、キッチンなど怪我や火災が起きやすい場所に設置して、安全を確かめる目的で使用するのもひとつの方法です。
■災害時の対策も忘れずに
気を付けて過ごしていても起こるかもれない地震や火災などの災害時に、どう身を守り、連絡を取り、避難するかを家庭内で共通認識にしておくことが大切です。また、防犯対策に力を入れていても安心せずに、知らない人が家に入ってきた場合の対応についても確認しておくことが重要です。
万一のことが起こったときに「対策をしておけばよかった……」と後悔するのでは遅いですから、できる対策を取り入れたうえで、子どもが“リラックスできる自宅でも危険が迫る可能性がある”と認識できるようにすることが大切です。ご近所さんなど周りの大人の目も味方にして、留守番の安全度を高めてくださいね。
(Nao Kiyota)
配信: アサジョ
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