北海道倶知安町にある温泉旅館「坐忘林(ざぼうりん)」は、7月4日(木)に発表されたミシュランガイドのホテル・旅館セレクションにおいて、北海道内で唯一となる「2ミシュランキー」を獲得した。
アジア初となる「ミシュランキー」が日本で発表
「ミシュランキー」は、世界のレストランの格付けで知られる「ミシュランガイド」のホテル版として、2024年4月よりフランス、米国(7エリア)、スペイン、イタリアで発表が行われてきた。
今回、アジアでは初となる「ミシュランキー」が日本で発表され、国内108軒のホテルが選出された。「2ミシュランキー」には国内で17軒のホテルが選ばれており、北海道内では唯一「坐忘林」が獲得した。
ミシュランガイドのレストランセレクションで優れた料理体験を示す星のように、「ミシュランキー」はホテルセレクションで最も優れた滞在を提供する宿泊施設を示す。旅行者に新しいベンチマークを示し、単に素晴らしいアメニティを備えているかではなく、多様な角度から各ホテルの体験を評価している。
「1ミシュランキー」は、特別な滞在、独自の個性と魅力を持った目的地、型にはまらず他にはない体験を提供する宿泊施設に、「2ミシュランキー」は、素晴らしい滞在や思い出に残る体験ができ、あらゆる点においてユニークで特別な宿泊施設に、「3ミシュランキー」は、最上級の滞在、快適さとサービス、スタイルとエレガンスのすべてを高いレベルで提供している宿泊施設に付与される。
北海道の大地に佇む隠れ温泉旅館
「坐忘林」は、静坐して現世を忘れ雑念を取り除くという禅の思いを込めて、2015年6月、北海道ニセコに開業した。間近に羊蹄山を望み、北海道の大自然にひっそりと佇む、わずか15室のみの旅館だ。
敷地周辺の自然や景観を損なうことなく、林にすっぽりと覆われるように建ち、日本旅館の心を大切にしながらもモダンで上質な快適さを追求し、寛ぎのひと時を提供している。
すべてが平屋建ての15室の客室棟と、ダイニングルーム、バー、リビングルーム、ライブラリー、焚火テラス、坪庭、ワインセラー、シガーラウンジ、ギャラリーショップ、マッサージルーム、ゴルフ&スキーロッカーなどの2階建てのパブリックエリアが集まる棟で構成されている。
配信: STRAIGHT PRESS