キレられたら、その場で理由を聞くべき
さるころ「暴言を吐かれたり、キレられたりしたときは、その場で『何を思ってそんなことを言ったんだい?』と相手に確認することが大事だと思います。
私も以前は、イライラしている相手に何を言ってもしょうがないから、いったん我慢して、落ち着いたなと思ったときに『ああいうのはよくないよね』って言うのがオトナな態度だと思っていました。そういう態度が正しいと思っていたんですが、それは違うなって。
なぜなら、キレる人がキレ続けるのって、キレても許してもらえるからですよね」
全国のイライラしやすい人は、ギクッとしたのではないでしょうか。もちろん私もです。
「私のイライラに傷つきながらも許してくれる人がいる」ということなんだ……。
野田「キレる側としても、”許されて当然”と思っている部分があるんですよね……厄介なことに。彼女の言うとおり、キレることは加害行為なんですが、本人としては、むしろこっちが被害者だという気持ちでいっぱいなので」
さるころ「そもそも、相手を攻撃するときに自分が悪いと思って攻撃をする人はほとんどいないんですよ。何かひどい目に遭った、のカウンターとして攻撃してしまうわけで」
我慢したあげくに爆発していた夫
では野田さんがキレる原因ってなんなのでしょう?
さるころ「何か思ったとおりのことができなかったときに、何も言わずにどんどん我慢してイライラを募らせて、それが爆発する感じだよね」
野田「自分としては相手に合わせている……要するに”いいこと”をしているつもりなんです。それが癖になっちゃってる」
さるころ「野田さんのような人の場合、先を読んでイライラしないように立ち振る舞えばいいんですよね。遅刻癖のある相手に遅刻されるのが嫌なら、相手が遅刻するのを見越して行動すればいいんですよ」
配信: 女子SPA!