Snow Man・目黒蓮が主演を務める月9ドラマ「海のはじまり」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の7月22日(月)放送の第4話に、山崎樹範の出演が決定した。山崎は「silent」(2022年、フジテレビ系)で主人公らの恩師役を演じ、目黒と同作以来2年ぶりの共演となる。
■親子の愛を通して描かれる“家族”の物語
本作は、今の時代だからこそ伝えたい人と人との間に生まれる愛と、家族の物語を描く“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。人はいつどのように“父”になり、いつどのように“母”となるのか。自分の子どもが7年間生きていることも、これまでをどう生きてきたかも知らなかった夏(目黒)と、突然自分の人生に現れた海(泉谷星奈)という2人の関係や、亡くなった彼女と娘との間の母と子の関係など、登場する人物たちの中にある“親と子”の間に生まれる感情をリアルに、そして丁寧に描き紡いでいく。
■山崎樹範、写真店の店主役で目黒蓮と再共演
山崎が演じるのは、夏が写真の現像でよく訪れる写真店の店主・新田良彦(にった・よしひこ)。現像の腕は申し分ないが、夏が撮った写真を盗み見しては「彼女かわいいよね」などと余計な感想を夏に伝える。「勝手に見ないでもらえますか」と苦言を呈するも、どこか憎めないチャーミングな新田につい心を許してしまう夏。夏にとってこの写真屋はホッと一息つける安らぎの場でもある。顔をほころばせながら会話を弾ませる夏と新田のコミカルなやり取りが行われる。
■山崎樹範コメント
このチームとは「silent」以来の再会になります。お話をいただいた時は本当にうれしかったです。またみんなに会える!また目黒くんと芝居が出来る!ただ現場に入った時の私は「ただいまー!」なんて気分には全くなれませんでした。撮影の前日に第1話の放送がありました。一瞬たりとも目が離せない息が詰まるシーンの連続。生方さんの生々しいせりふに応える役者陣の芝居は鬼気迫るものがありました。震えました。正直に言えば恐ろしくなりました。この作品の中に自分が入れるだろうか?全く寝れずに現場に行きました。笑顔で迎えてくれるスタッフさんとの再会を喜ぶ余裕は一切ありませんでした。無我夢中で芝居をしました。
撮影も終盤に差し掛かった時に目黒くんが声を掛けてくれました。「また共演出来てうれしいです」。いつもの目黒くんのようで、夏くんのような、とても優しい笑顔でした。見ているこっちまで優しくなれるような不思議な魅力の笑顔。自然と私も笑顔になり、やっと“ただいま”と心から思えました。この物語の一部になれたことを誇りに思います。
■プロデュース・村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント
また一人、名優がこのドラマに参加してくださることになりました。しかも、今回は僕たちの盟友でもあります。山崎樹範さんに「silent」に続いてご出演いただけることになりました。みんな大好き“やましげさん”なのでスタッフみんな喜んでいるのですが、中でも目黒蓮さんが誰よりも喜んでくれています。
山崎さんが衣装合わせでスタジオに来た際、セットで撮影中の目黒さんにあいさつに来てくださったのですが、山崎さんの姿を見つけたときの目黒さんの笑顔がとても印象的でした。僕たちはこういう瞬間のうれしさのために作品を作り続けているのかもなって感じました。山崎さんに演じていただく新田は、夏が趣味のフィルムカメラで撮影した写真を現像しにいく写真店の店長です。今後、夏のカメラが物語に関わってくることもあり、意外にも重要な役割を担うキャラクターでもありますので、“やましげさん”ならではの物腰の柔らかさにだまされることなく注意深く見つめていただけたらうれしいです。
■「海のはじまり」第4話あらすじ
第4話は――
夏は、母である南雲水季(古川琴音)が亡くなった後も元気に振る舞う海を心配し、「元気なふりをしなくていいよ」と悲しみの感情を吐き出させる。感情があふれ出し、夏にしがみついて泣き続ける海と、そんな海を初めて抱きしめながら、静かに涙を流す夏。百瀬弥生(有村架純)は、ただそんな2人を見守ることしかできなかった。
海岸へ遊びに来た夏と海。そこで海は、夏に「パパやらなくていいよ」と告げる。「でも、いなくならないで」と。海の本音を聞いた夏は「水季の代わりにはなれないけど、一緒にはいれる」と答える。2人の様子を遠くから眺めていた朱音(大竹しのぶ)と翔平(利重剛)は、亡き娘に思いを馳せ、「水季が生きていてくれたらな…」と涙ぐむ。
その後、夏は弥生のマンションへ。そこで夏は、海となるべく一緒にいることに決めたと告げる。それに対し、弥生は「海の父親になることにしたのか」と夏に迫る。結論を出させようとする弥生に、夏はいら立ちを感じてしまう。なぜ彼女が焦っているのか、分からずにいる夏に対して、弥生は自分の過去の出来事を話そうとする。
――という物語が描かれる。
配信: WEBザテレビジョン
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