前回の話
自分の事ばかり・・いや、自分の事すらやらないカズヒデさんにアズサさんが「このままの状態が続くなら実家に帰ろうと思う」と伝えるとカズヒデさんは「代わりに稼いできてるだろ?」と怒って「そんなにイヤなら出て行けばいいだろ!」と言ってしまったのです。
うちの夫[15-1]自分のどこが悪いかも分からないでしょ?
ガラッ
リコを寝かしつけていた母が笑顔で出てきてあっさり言いました。
「じゃ、返りましょうか!」
夫も私も驚いて母の顔を見ました。
「もう無理よ。話し合いが平行線だもの。
リコちゃんの当面の荷物は準備したし、うちに帰ってらっしゃい。」
テキパキと荷物をまとめながら当然のように言う母に私は
「お母さん・・・うん・・・帰る・・・。」
思わず涙目になってしまいました。
慌てたのは夫です。
「はっ?帰るの!?」
私の代わりに母が夫に答えました。
「これ以上娘が大変な思いをするのは見てられないわ。
カズヒデくんは自分のどこが悪いかも分からないでしょ?
一度ゆっくり考えてみて。」
無言の夫を置いて、私たちは家を出ました。
続きます
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※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
脚本:のきわだ
1児の母。子育てに奮闘中。
作画:ねむりひつじ
2歳boy新米ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
編集:ママ広場編集部
配信: ママ広場