岩手の二大ブランド牛のローストビーフセット、ジャパン・フード・セレクションで金賞

岩手県・紫波町に本社を構える「いわちく」は、自社で独自に製造・販売している「岩手のローストビーフ食べ比べセット」が、「第77回ジャパン・フード・セレクション」で金賞を受賞したことを発表した。同商品は、公式ECサイトにて購入可能だ。

岩手県の二大ブランド牛を使ったローストビーフセット

「岩手のローストビーフ食べ比べセット」6,343円(税抜)は、岩手県の二大ブランド牛「いわて牛」と「いわて短角和牛」を使用したローストビーフの食べ比べができるセットだ。

原料処理は完全手作業で行い、真空調理法で肉汁を一滴残らず閉じ込めているため、しっとりやわらかい食感と噛むほどに広がる旨味が特徴となっている。独自のスパイスブレンドにより、程よい塩味が肉の旨みを引き立てるのだそう。

「いわて牛」は、岩手県で生産される黒毛和種であり、肉質等級が3以上、歩留等級がB以上であることが条件。また、最長飼養地と最終飼養地が岩手県であり、いわて牛普及推進協議会の会員出荷団体から出荷されたものに限る。

なお、A5またはB5ランクに評価されたものは「いわて牛五ツ星」として認定される。

「いわて短角和牛」は、日本短角種という日本の肉用牛頭数に占める割合が0.5%以下と非常に希少な和牛の1つのブランド。日本短角種は東北地方で唯一発生した和牛の品種で、その肉は脂肪分が少なくヘルシーで高タンパクな赤身が特徴だ。豊富なアミノ酸により噛むほどに旨味が広がるのだそう。

いわて短角和牛は、子牛の時期に放牧をして育成されるため、岩手の大自然が育んだ逸品と言える。

味や見た目などが評価され金賞を受賞

そんな「岩手のローストビーフ食べ比べセット」が、「第77回ジャパン・フード・セレクション」で金賞を受賞した。

ジャパン・フード・セレクションは、フードアナリスト協会が主催する日本初の食品・食材の審査・認定制度だ。

フードアナリスト23,000人のアンケート調査、試食審査を伴う一次審査、および二次審査を経て、最終審査では試食審査の他に安全性やブランディング、ストーリー性、パッケージなど100項目以上のチェックが行われ、80点以上という厳しい審査を通過した製品のみが金賞に輝く。

「岩手のローストビーフ食べ比べセット」は、「素材の良さが分かるシンプルな味付けが良い」「断面が綺麗な層になっており見た目が食欲をそそる」「しっとり柔らかく肉本来の旨みがとじこめられている」などの評価を受けた。

関連記事: