フェリス女学院大学が、相鉄ローゼンと葉山ボンジュールとコラボレーションし、「地産地消」「フードロス」をテーマに、環境にやさしいパンとデザートを企画・開発。7月25日(木)にオープンする「葉山ボンジュールゆめが丘ソラトス店」で販売される。
環境に配慮すると同時に美味しさも追及
「地産地消の推進」と「フードロス削減」を意識し、フェリス女学院大学エコキャンパス研究会と葉山ボンジュールが協力して企画・開発した、今回のパンとデザート。地元神奈川県内で採れた食材を使用することで輸送距離を短縮し、環境負荷を軽減した。また、普段は使われないパンの耳を活用したアレンジデザートは、食材の有効活用によって、フードロス削減に貢献している。
パンやデザートは、フェリス女学院大学エコキャンパス研究会の学生が食材の選定やレシピの提案などアイデアを出し、葉山ボンジュールの職人の手によってそのアイデアをもとに生み出された。環境への配慮に加えて、美味しさも追求しており、地域の食材の魅力を最大限に引き出している。
さらに、デザートのカップには、店頭で回収した食品トレーをリサイクルして作ったカップを使用。プラスチックの削減にも貢献している。
今回の企画には、美味しいパンやデザートを楽しみながら、身近に環境保護に参画できることを知ってほしいという願いがこめられている。
エコキャンパス研究会について
エコキャンパス研究会は、フェリス女学院大学の学生公認団体。2002年からキャンパスの環境対策への協力をしている。さまざまな分野の専門家と協力しながら、キャンパス内のビオトープづくり、学生食堂での地産地消メニューの開発、ミニ風力発電機を作る親子エコ講座の開催などを継続的に行ってきたほか、熱帯雨林保全のために、森と共生しながら生産されているヤシ砂糖(インドネシア産のサトウヤシから採れる砂糖)を商品化するプロジェクトにも取り組んでいる。
今回のパンとデザートの開発に携わった、フェリス女学院大学エコキャンパス研究会の中田美波さんは、「葉山ボンジュールの方と何度も話し合いを重ね、地産地消、フードロスをテーマにしたパンとデザートが実現しました。ぜひお手に取っていただき、多くの方に地元の食材への関心と、環境保護を身近に感じていただけると嬉しいです。また、食パンの耳の新しい食べ方にもぜひご注目ください」とコメントしている。
配信: STRAIGHT PRESS