前回のお話
林間学校に色々な不安を感じ「行きたくない!」と言っていたトールくん。支援級の担任の先生は、トールくんの不安が和らぐよう説明してくれたり、同じような状況だった子にこれまで取ってきた対策などをメイさんに教えてくれました。当初は不安感と抵抗感でいっぱいだったトールくんですが、学校で林間学校の説明会を聞いたことを機に心境に変化が・・・。
支援級男子。嫌だった林間学校に行けた理由[2]
息子が林間学校に少し前向きになった理由。
それは・・・
「最初の日の晩ごはん、すきやきだって!」
晩ごはんのメニューでした。
「そっか!いいじゃん」
「食堂にはドリンクバーもあるんだって!」
晩ご飯のすきやきとドリンクバーにワクワクしている息子を見て嬉しくなりました。
息子は、行った先での楽しみを見つけたのでした。
それと、
泊まる施設の映像や写真を見たり、実際に行う予定の活動の写真を見たりすることで不安が減ったのだと思います。
発達障害の子と過ごす上で、見通しをつけるというのはとても大事なことなのですが、
今回もそのように見通しがついたことで漠然と不安だった状態から脱することができたのだと思います。
大人でも、旅行で泊まるホテルとかは写真や口コミを見てから行きたいですもんねー。
それと、
実はゴールデンウィーク中に林間学校の施設の近くにプチ旅行していたのでした。
それも役に立ったのかどうかはわからないですけどね。
それでも、いざ行く前になったら
「ねぇ、トールの保険って入ってる?林間学校で何が起こるかわからないから・・・」
などと言い出したりもしたけれど・・・
息子はしっかり2泊3日の林間学校に参加することができました!
次回は、林間学校から帰ってきたときのお話です。
メイ
発達凸凹の兄妹を育てる母です。
子どもたちのおもしろい日常や、体験をもとにした漫画を描いています。
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不安を1つずつ解消し、楽しみを見つけ、下調べで見通しをつけることで、嫌だと思っていた林間学校に行くことができたトールくん。2泊3日をどんな風に過ごしたのでしょうか?
[ママ広場編集部]
配信: ママ広場