「目から鱗」ダイソーのコスパ最強すぎる便利アイテムがキャンプで大活躍!【人気記事】

「目から鱗」ダイソーのコスパ最強すぎる便利アイテムがキャンプで大活躍!【人気記事】

過去30年のナイフ進化論

多くの日本人にとって、ナイフといえば「刃物」というイメージが先行するだろう。
しかしアメリカなどでは、ナイフは多用途に用いられるツールだ。
その多機能ぶりを体現した形のナイフが国内で浸透し、それが再びシンプルな用途に戻りつつある過程を、過去30年のナイフの流行から追いかけてみよう。

①ベーシックスタイル


A&Fカウントリー ラブレス ユーティリティー

板材から刃を削り出し、これに真鍮とウッド素材のハンドルを組み合わせたもの。
重量感があり、堅い素材も切断しやすい。

②新素材の採用


スパイダルコ CPM S30V パラミリタリー2

2000年頃からガラス繊維にエポキシ樹脂を染み込ませ、高熱高圧で硬化させたG10などがハンドル素材に採用。

③ハイテク素材化


ゼロトレランス ZT0562

スパイダルコ スパイディシェフ

2010年代中期、ハンドル部にチタンやカーボン繊維などが採用され、強度と軽量化の両立が進んでいった。

④軽量化&小型化


ベンチメイド バグアウト

スパイダルコ パラミリタリー3 ライトウェイト

2010年代後半、FRNなどの素材で軽量化が進むと同時に小型ブレードが次第に主流になっていく。

⑤デザイン回帰


ペナ Xシリーズ アパッチ

キャンバス、リネン、合板などを重ね合わせ樹脂で固めたもの。80年近い歴史ある素材だが、近年の流行に。

モリカツ愛用のナイフはこれ!


ベンチメイド ミニプレシディオ2

わたしは多用途に使えるナイフが好みなので、ベンチメイドのミニプレシディオ2を愛用している。

セレーションで雑草の刈り取りも容易で、ブレードの背に角度があるので簡単な整地作業にも使える万能型だ。

モリカツ流ナイフの使い方

平坦地に生い茂る雑草を刈りそろえたり、枝木の剪定など。ナイフがもっとも活躍するシーンといえるだろう。

テーブルのガタツキを抑え水平をきちんと維持したいとき、足元で高くなってしまっている部分をナイフで掘り返して調節する。

シャープナーも高機能化&ポータブル

ナイフの切れ味を維持するためには、手入れも欠かせない。
しかし多くの人は刃の研ぎ方を難しく考えている。ここでは失敗しない研ぎ方のコツを紹介しよう。

①研ぎたい部分にマジックで色をつけておくと、研ぎ終わった場所が確認しやすくなる。

②プレシジョンは刃を研ぐ角度を固定できるので便利だ。

③刃を念入りに研ぐ必要はなく、数回さっと撫でる程度で切れ味が復活する。
フィールドシャープナーでも同じこと。

④研ぎ作業の終わったナイフ。慣れてくればほんの10秒の作業だ。

Presented by Masaru Mori
PHOTO/Masatoshi Shibata
出典/ガルヴィ2022年6月号

GARVY PLUS
GARVY PLUS
株式会社 実業之日本社が発行するキャンプ雑誌「ガルビィ」のスタッフが発信する情報サイトです。 1991年に創刊してから30年以上、キャンプシーンの移り変わりを目撃してきたガルビィが、これからの新しいシーンに最適なテクニックや最新ギア&定番アイテムなど、みんなの「知りたい」を提供します。 ひとりでも多くの人がキャンプを安全に楽しむためのお手伝いをしていきます。
株式会社 実業之日本社が発行するキャンプ雑誌「ガルビィ」のスタッフが発信する情報サイトです。 1991年に創刊してから30年以上、キャンプシーンの移り変わりを目撃してきたガルビィが、これからの新しいシーンに最適なテクニックや最新ギア&定番アイテムなど、みんなの「知りたい」を提供します。 ひとりでも多くの人がキャンプを安全に楽しむためのお手伝いをしていきます。