【解説】フェイスマスクで気をつける5つのルール
フェイスマスクを日常的に使用するのは問題ありませんが、使い方には注意が必要です。特に守るべき5点をお話しします。
①肌荒れ時に使用するのは絶対にNG
すべてのスキンケア商品に言えます。肌のバリア状態が正常な時に、もっと健やかな状態に保つためのものです。肌がヒリヒリする、ほてっている時など違和感があったらすぐにマスクをやめましょう。
②極度に温めたり冷やしたりしてつける
気持ちいいかもしれませんが、推奨はしません。また、温めるとフェイスマスク内の成分が変形してしまうこともありますので、やめましょう。
③お風呂で使う
肌に浸透しやすいようにするための物質が入っていますが、お風呂の中ではそういうような物質がなくても水が浸透していきます。逆にどんどん浸透してふやけてしまうので注意です。
④長時間つけ続ける
1時間つけるなど長時間の使用はやめましょう。化粧品は基本的には、1時間、2時間もつけてやることは想定していませんので、そのような検証はされていません。10分~20分が目安となると思いますが、お使いのフェイスマスクの使用時間を十分確認しましょう。
⑤ケチケチ使わない
期間内に使うようにしましょう。しまい込んでもう一回つけるなどはもってのほかで、雑菌がついてしまうので、開けたらすぐ使うのが基本です。
以上、使い方を間違わなければいいアイテムですが、間違えて使うと肌の状態を悪くする場合もありますので気をつけましょう。
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ポイント:特に長時間の使用は避けましょう。注意書きを読み、正しく使うことが重要です。
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<北條元治 構成/女子SPA!編集部>
【北條元治】
形成外科医、医学博士。東海大学医学部非常勤講師。株式会社セルバンク代表取締役。著書に『40代の壁を乗り越える美容トレ 「肌の再生医療の専門家」が忖度なしで教える最高のエイジングケア』(KADOKAWA)、『医者が家族だけにはすすめないこと』(セブン&アイ出版)など。
配信: 女子SPA!
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