人生におけるほとんどの時間を仕事に費やしていると言っても過言ではない、現代社会。そんな長い仕事人生では、何度も壁にぶつかったり、心が折れかけてしまったりすることもあるのではないでしょうか。
そこで今回は、専業主婦から起業し「顔ジム」が話題の美容家・那賀洋子さんに、仕事がうまくいくマインドや、仕事で行き詰った時の上手な乗り越え方を教えていただきました。
ビジネス上“合わない相手”を見極めるポイントとは
那賀さんが仕事をする上で意識をしているのは、「初めて会った時の対応」。
「出会った一番初めの日は、特に全力で対応するように心がけています。やはりどんな人も一期一会。しっかりと相手の話を聞き、一緒に働いた時に叶えられる未来について話します。後で『あの時ああすればよかった』と思わないように、とにかく全力で。
そこまでやったら、あとは相手が選ぶことなので、『違う』と思われても、残念ですが仕方ないと思えます」(那賀さん)
中には、方向性の違うビジネスの話を持ち掛けられるなど、ビジネス上合わない相手と接する機会も。那賀さんにとって、一緒に働きたいと思えない人の見極めとはどんなポイントなのでしょうか。
「私にとっての仕事は、『顔ジム』をより多くの人に知っていただくこと。その目的にそぐわない人は、どうしても難しいですね。
やはり、今一緒に働いている人は、思いが一緒なんです。意気投合するし、『頑張ろうね』『応援するね』と言い合えます。人を綺麗にするお手伝いができることって、本当に最高。同じモチベーションがある人と仕事をすると、ワクワクしますよね」(那賀さん)
同じ目的の人と働くと、ビジネスがうまくいくだけでなく、自分のモチベーションも上がる、と那賀さんは言います。たしかに、自己中心的に仕事をする人や、自分と想いの方向性が違う人よりも、同じ志の人たちと働いた方が仕事をスムーズに運べますし、自分のやる気も引き出されますよね。
準備よりも行動!行きづまった時はとにかく「動く」
そんなパワフルでアグレッシブな那賀さんですが、仕事をしていて行き詰ってしまった時はどう乗り切っているのでしょうか。
「やはり経営っていいことばかりではなくて、どうしても一気に上がるとパタッと止まってしまうこともあります。でもそんな時も、動きを止めない、と自分に言い聞かせています。とにかく、動く、動く、動く。
止まってしまうと、情報も入ってこなくなるし、気持ちもどんどんマイナスになってきてしまうので。仕事が増えてしんどくなってしまうところもありますが、ゆっくりでも行動を止めないように意識しています」(那賀さん)
少しでも動くことで変化が起こり、目標への道が開けるのだそう。実際に、那賀さんが抱いていた「海外進出」の夢は、今少しずつ現実へと向かっています。
配信: 女子SPA!