小田井涼平、アイドルスマイルで「ア―ン!」の神サービス 生放送でも瞬発力抜群の対応で100点満点の食レポを披露

小田井涼平、アイドルスマイルで「ア―ン!」の神サービス 生放送でも瞬発力抜群の対応で100点満点の食レポを披露

小田井涼平がMCを務める「小田井涼平のあい旅」(毎週木曜夜8:00-9:00、BSJapanext)。7月18日は「ご当地グルメ大集合!生放送SP」と題した生放送がおこなわれた。過去に放送したご当地グルメの映像をスタジオで振り返りつつ、視聴者から寄せられたコメントに答えるなど交流を楽しんだ。

■リラックスした雰囲気で進む生放送

普段は津々浦々を巡り、さまざまな人・モノとの出会いを届ける「小田井涼平のあい旅」。しかしこの日の登場はスタジオ前から、小田井がひょっこり画面にフレームインする。「みなさん、こんばんは~!」といつも通りの穏やかな笑顔を見せ、「視聴者のみなさんといろんなお話がしたいですよね。ワクワク、ドキドキなんて思っております」と生放送に向けた意気込みを語る。

Japanextの公式アプリ「つながるジャパネット」を通じて、視聴者が小田井とリアルタイムでのコミュニケーションができる生放送回。小田井は「番組の感想とか私への質問などお待ちしております。時間の限りリアクションしていこうかなという風に思っております。皆さんと一緒にあい旅を楽しんでいきたい」と呼びかけた。

番組では3回目の生放送となる今回も、コメントを投稿した視聴者を対象としたプレゼントを用意。7月25日(木)に放送される「京都編」で出会った貴船神社のお土産3点「お守り」「タオル」「ハンカチ」に、「JTB旅行券3万円分」もセットにした豪華な内容となっていた。旅行券には、小田井がその場で直筆サインを記入。ファンとしては、使うか飾るか悩まされるファンサービスだ。

■ボケをかます自分のVTRに「これはあんまりワイプで見たくない」

番組は生放送のスタジオパートと、小田井が過去の旅で出会ったご当地グルメのなかからジャンルごとに厳選したダイジェスト映像という構成でお届け。まずは「暑い季節につるんと食べたい!ご当地麺3選」と題して大分県「別府 冷麺の胡月」の冷麺、山口県「瓦そば柳屋 長門湯本店」のかわらそば、兵庫県「麺乃匠 いづも庵」の玉ねぎつけ麺を振り返る。

ダイジェスト映像を見ながら、お題はスタジオで当時を回想しながらコメント。特に玉ねぎつけ麺を自身が実食している映像には、「思い出してきた。もうめっちゃうまかったから覚えてるわ」といままさに映像で記憶が蘇ってくる体験を味わったようだ。

映像を見終わると、小田井は「思い出してきたら、もうまたお腹ぐーなってますよね。ちょっとね、麺も生放送も伸びないように頑張りたいと思います」とお得意の小ボケをかます余裕も見せる。

次のVTRは「地元愛が最高のスパイス! ご当地カレー3選」。北海道・函館「森商店 woods」のホッケフライカレーの実食シーンでは、ホッケとカレーの異色な組み合わせに「ホッケにした発起(ホッケ)人ですか?」と店主に対しサラッとボケる場面もしっかり放送された。

自分がボケる姿を見せつけられた小田井は、「これはあんまりワイプで見たくない(笑)」と少しむずがゆそうに笑う。相手との距離を縮めるコミュニケーションの戦略として小ボケを使いこなす小田井であるが、生放送で、自分を客観的に振り返ることになるとは思わなかったのかもしれない。かわいらしい弱音を吐いたレアな小田井が見れた瞬間でもあった。

ご当地カレーの3店舗目は「プリンセス・ピピ 門司港」の焼きカレー。ロケで小田井が実食したのは「野菜ソムリエの王様焼きカレー」であったが、スタジオでは同店でお取り寄せグルメとしても販売している「博多名物!めんたい焼きカレー」を実食することに。

目の前にカレーがサーブされると「ものすごいええ香りしてんの、いまスタジオ中が。上に乗ってるカレーのルーの間に見える、このオレンジ色の線が明太やね。チーズ、青のり乗ってますよ」と食レポをする小田井。ひと口食べるなり「うん、思い出した!」と顔を綻ばせる。「明太子が入ってるんですけど、明太子のこのピリ辛がまた合いますね。カレーのスパイスの辛さとはまた違う、このピリッとした感じ。粒感があって、とっても食感も楽しいです」と、丁寧に味わいを伝えた。

■小田井が“旅を心から楽しめる理由”

今回は、過去のロケでお世話になった宮崎県松島の「杉原功商店」からの生中継もおこなわれた。リモートで細かいニュアンスを読み取りづらい環境であったものの、情報を的確に引き出すインタビューと、相手に合わせて即興で対応するアドリブ力が功を奏し、中継は終始にこやかな雰囲気で終了。「杉原功商店」の魅力とともに、お題の人柄が伝わる中継となった。

スタジオでは、視聴者から寄せられたコメントに答えるパートも。「どこのお酒が好きですか?」という質問には、「浅香(唯)さんと行ったとき、宮崎で焼酎飲んだんですけど、栗焼酎うまかった」と回答。さらに生放送中に実食した「うなぎと穴子の味の違い」を問われると、「 タレ自体の味が違うんですけど、やっぱ油の乗り方が、やっぱりうなぎの方が脂乗ってるっていう感じするかな」と安定感のある食レポで味の違いを表現した。小田井のプロとしての即応力が伝わってくる瞬間だ。

なかには「小田井さん、ア―ンして!!」というやや無茶ぶりなリクエストも届いたが、小田井は「いやいや、全然やりますけど」と快く対応。「どのカメラにやる?」とカメラさんとの連携を図りつつ、「これ別料金ですけど、大丈夫ですか?」とユーモラスなコメントも。最後には順烈時代のアイドルスマイルを彷彿とさせるほほ笑みをカメラに向けて、とっておきの「ア―ン!」を決める。

さまざまな質問やメッセージに対して、機転を利かしながら、テンポよく回答していく小田井。そのなかには、小田井が旅を心から楽しむ姿勢の原点とも捉えられる言葉も飛び出した。

「旅に行くとき、気を遣っていることは?」という質問をされた小田井は、「お店の方だったりとか町を歩いてる一般の方とお会いする機会が多いので、基本的にそのときその瞬間会う人は“もう次に会う可能性はほぼないだろう”と思って、一期一会というのを大事にしながら旅をしてる」とあい旅のモットーを語った。これは笑福亭鶴瓶からの受け売りだというが、旅を満喫できるのは小田井の親しみやすい人柄や探求心があってこそ。見事鶴瓶イズムを継承できているようだ。

編集が利かない生放送でありながら、さまざまな観点から自身の人となりを伝えた小田井。コメントの瞬発力があるだけでなく、元々の人柄が人を惹きつける小田井だからこそ、今後の旅でも視聴者を飽きさせずに楽しませてくれるだろう。

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