“アニメとは?”という質問に草野華余子「人生のすべてを救ってくれたもの」<#シブアニ>

“アニメとは?”という質問に草野華余子「人生のすべてを救ってくれたもの」<#シブアニ>

「SHIBUYA ANIME BASE」#シブアニ(毎週金曜夜9:00~10:00 ABEMAアニメチャンネル)#13が、ABEMAアニメチャンネルにて7月19日に生放送され、モーニング娘。’24の生田衣梨奈、ぺこぱの松陰寺太勇をゲストに、シンガーソングライターで作詞・作曲家の草野華余子のインタビューの後編が公開された。

■“ギョーカイ深堀りコネクション”

#13では、アニメ関連業界で働く人の仕事や人柄を深堀りする“ギョーカイ深堀りコネクション”のコーナーにて、7月12日の放送に続き、テレビアニメ「鬼滅の刃」(2019~2024年 TOKYO MX、フジテレビ系)のオープニングテーマであるLiSAの「紅蓮華」など大ヒット楽曲を手がけたシンガーソングライターで作詞・作曲家の草野が、作曲のために取り組んだことや、曲作りでもっとも重要な作業について赤裸々に語った。

今回、「シブアニ」では、通常、アニメタイトルや原作資料などをもとに楽曲制作をするという草野に密着する。

作曲のために取り組んでいたことについて「仕上がりのいい曲だったり、自分が好きなアーティストの曲は、曲の分解をして、どうやってこんな気持ちになるんだろう? なんでここで切なくなるんだろう?」と考えていたことや、「歌本って、わらばん紙でできたコードだけが1,000曲くらい載っている冊子を本屋さんで買ってきて、1曲目から最後の曲まで全部弾いてみて、C、D、Eマイナーはこんな進行なんだって思ったりして、パターンだけ身体に入れて」「情報として自分の好きなコードを身体にたたきこむっていう作業は人よりしていたかも」と過去の努力について語る。

楽曲制作を始めて11年経った今も、曲作りの際は「原作を必ず全部読む」と断言し、その理由について「コミックにしかない細かいセリフとか、実はちょっとおちゃめなんだっていう一面とかって、やっぱり全ページ読まないとわからないから」「そういうところをしっかり、くまなく読むっていうのは、最近もずっとやっています」と入念にリサーチすることを明かす。

■アーティストへの楽曲提供の際

また、アーティストへの楽曲提供の際も「ウェブのインタビューを全部読んだりとか、Xのポストを過去5年さかのぼってみたりとか」「ご本人のぽろっとこぼした精神性的な軸になる言葉は歌詞に入れたいなと思っていて」「そのほうがライブで見ているファンの方にも伝わると思うんで」とファン目線での曲作りを意識していることや、「どれだけ時間がなくても書き下ろし、オーダーメイドで作るのが、私の持ち味であり、仕事なので、何も情報がない状態で勝手に想像して書くということは一度もないです」とゆるぎない信念をカメラの前で赤裸々に明かした。

最後に、草野にとってアニメとは?という質問をぶつけると、「人生のすべてを救ってくれたもの」「最初のきっかけは、(5歳の時に)ぬいぐるみに作曲していた(ただの)遊びだったんですけど」「中学校、高校とかで曲を書きためるようになったのってやっぱり、このアニメの主題歌を書きたいみたいな思いで書きためていた曲がたくさんあったんで」と夢がかなったことはもちろん、アニメによって救われたことを笑顔で語っていた。

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WEBザテレビジョンは芸能ニュース、テレビ番組情報、タレントインタビューほか、最新のエンターテイメント情報をお届けするWEBメディアです。エンタメ取材歴40年以上、ドラマ、バラエティー、映画、音楽、アニメ、アイドルなどジャンルも幅広く深堀していきます。
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