「かわいいね!顔採用でラッキーだったね?」「結婚は?」取引先との会食の席ではどうする!?「大喜利のように答えて」話題を終わらせる技とは?【作者に聞く】

「かわいいね!顔採用でラッキーだったね?」「結婚は?」取引先との会食の席ではどうする!?「大喜利のように答えて」話題を終わらせる技とは?【作者に聞く】

「かわいいね!顔採用でよかったね?」と言われたり、結婚の予定を聞かれたり、「俺はどう?」「この人はどう?」と気もない人をあてがおうとしたり…。取引先の相手ともなると、無下に扱うことはできず我慢を強いられる、飲みの席。今回は、ゆるいブラック企業に5年勤めたかっぱ子(@kappacooooo)さんの「220人の会社に5年居て160人辞めた話」から取引先との接待を紹介する。

■どんなに褒められても、タイプは「石油王」と返すようにしていた
得意先との酒の席での話。入社したてのころ、よく言われたのが「かわいいね!会社の女性はみんな顔採用だよねー。ラッキーだったね?」と言われた。かっぱ子さんがゆるいブラック企業に勤めていたころの印象を聞くと「男性社会の会社だったので、取引先を含めお酒を好きな方が多かったです」と言う。

さらに「彼氏は?」「結婚は?」とデリケートな部分に踏み込んでくることもしばしば。ただ、「気のいい、悪気ない方がほとんどだったので、私としても過剰に反応したくはなかったですね。なので大喜利のように答えて話題を終わらせていました」と言い、「俺とどう?」「好きなタイプは?」と聞かれても「石油王です!」と、切り返せるくらいには成長した。

飲みの席で一番困ったのは、「さんま副本部長とか、どうなの?」と言われること。会社の上司を「タイプじゃない」とも言えず、「家の家訓でAB型の人とは結婚できないんです」などと、でまかせを言っていたという。

「近年『ハラスメント』という言葉はかなり浸透していると思います。それでも尚こういう風に言ってしまう方は、必ず『これって、〇〇ハラスメントになっちゃうかな(笑)?』などと付け加えてくるので『そうですね』とだけ応えて、終わりでよいと思います。どうしても嫌な方で、どうしてもお酒の席に行かなければならない方は『録音』も一つ手かもしれませんが、まずは会社に相談してほしいです」(かっぱ子さん)

近年はハラスメントが浸透し、飲みを無理強いできなくなったとはいえ、営業の会食、仕事に必須な打ち合わせの食事など、正当な業務の会食がなくなったわけではない。あまりにひどい場合は、明確に拒絶の意思を示して対応したり、相談することも必要だ。

取材協力:かっぱ子@ゆるブラック企業漫画(@kappacooooo)

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