好きになった相手がバツイチだと、元パートナーとの生活がどんなものであったのか気になってしまうこともあるものです。
遠藤加奈さん(仮名・37歳)は夫が元妻との思い出を大切に保管していることを知り、悲しい気持ちに。自分だけを見てほしくて、パートナーにとっては酷な行動に出てしまいました。
夫の自室で怪しいA4サイズの箱を発見
加奈さんは半年前、マッチングアプリで出会った幸久さん(仮名・42歳)と結婚。幸久さんはバツイチ。元妻とは金銭感覚の違いから、30代後半の頃に離婚していました。
「彼には小学3年生になる息子がひとりいて、数ヶ月に1回面会しています。そういう事情も全部含めて、この人と一緒になりたいと思ったんです」
幸久さんは結婚当初、「また誰かと一緒に暮らせる日が来るなんて思わなかった」と佳奈さんとの新生活を心から喜んでくれました。そのため加奈さんは時折、子どものことなどで元妻から幸久さんに連絡が来ても嫉妬などせず、受け止めることができたと言います。
ところが、結婚して3ヶ月後。読みたい本を借りようと夫の部屋に入ったところ、本棚の上にA4サイズほどの箱が。
「新生活を始める前、一緒に荷物を片付けていた時には見たことがなかった箱だったので、なんだろう……と思ったんです」
元妻との思い出BOXを「捨てて」と頼んだら……?
勝手に見るのは、いけないこと。そう頭で分かってはいたものの、加奈さんは好奇心を抑えられず。そこで幸久さんが残業の日、再び自室へ入り、怪しいA4サイズの箱をオープンしました。
そこに入っていたのは、元妻や息子の写真。息子が書いたパパの似顔絵や、まだ夫婦仲がよかった頃に貰った元妻からの手紙などもありました。
「ショックでした。私と暮らしていても、心のどこかでは元妻や子どものことを思っているのかも……と思えて」
悲しみと同時に嫉妬も抱いた加奈さんはその箱が自宅に存在していることが耐えられなくなり、帰宅した幸久さんに「こんな箱は捨てて。私がいるから、もういらないでしょ?」と訴えます。
すると、幸久さんはこれまで見たことないほど激怒。「なぜ、君にそこまで言われないといけないんだ! それに勝手に人の部屋を漁るなんてプライバシーの侵害だろ! こんな人とは一緒に暮らせない」と自宅を出て行ってしまいました。
配信: 女子SPA!