【東京 銀座】ギャラリー「ART FOR THOUGHT」で山浦のどかさんの展覧会。若手作家紹介シリーズ第6弾

作家・山浦のどかさんについて

山浦のどかさんは、現代和紙作家およびグラフィック・空間デザイナーとして活躍中。1990年に東京都生まれ、徳島に移住後、自然由来の素材とともに「光」や「気配」に意識を配り制作活動に取り組んできた。

2014年頃から編込みのようなオリジナルの柄を生み出し、その手法に「NODOKA」と名付け、さまざまなモチーフを描き続けている。

また、2020年よりアワガミファクトリーにて阿波手漉和紙の紙漉きと藍染和紙の製造に携わるようになった。日本では東京と四国を拠点に、海外にも意識を向けて、アートやデザインワークを通して日本の伝統文化や和紙の魅力を発信している。

昨年7月のART FOR THOUGHTにおける個展や、3月に羽田空港第二ターミナルで開催された「TOKYO CREATIVE SALON 2024」への出展でも高い評価を得て、東京・世界へと活動の場を広げているのだそう。

「ART FOR THOUGHT」の企画シリーズ「the foundry」

「ART FOR THOUGHT」は、2011年にスタートし13年目を迎えた東京・銀座のギャラリー。2023年7月にリニューアルオープンし、ギャラリースペースとECページを拡充したことで、より多くの人に鑑賞体験と作品購入の機会を提供している。

そんな「ART FOR THOUGHT」で展開している企画シリーズが「the foundry(ザ・ファウンドリー)」。日本の伝統工芸と現代美術を掛け合わせた表現に挑む若手作家を紹介する展覧会シリーズで、今回の「夜と、少しの朝の気配。」が第6弾となる。

同シリーズは、繰り返される毎日を豊かに心地よく送るために、そうした暮らしのための実装を現代社会に再提示していく試みだ。

元来、日本美術は生活の道具としての側面も持っていた。生活用品や調度品として季節や思想を部屋に取り入れ、日常をそっと異化し、ふくよかにしてくれるものだった。

同ギャラリーのある銀座は、江戸時代に銀貨を鋳造し生活の潤滑油として浸透させてきた場所。同シリーズを通して、日本の伝統技術と現代アートの表現性によって、いまいちど「用の美」としての日本美術を鋳造していくことに挑む。

「夜と、少しの朝の気配。」で、作家が夜桜を通して垣間見た感性を感じてみては。

■夜と、少しの朝の気配。

会期:7月27日(土)~8月29日(木) ※8月13日(火)~17日(土)はお盆休み

時間:11:00~19:00 (土曜日は17:00まで)

会場:ART FOR THOUGHT

住所:東京都中央区銀座8-10-4 和孝銀座8丁目ビル1階

休廊日:日・月・祝日

詳細ページ:https://artforthought.jp/blogs/upcoming-exhibitions/山浦のどか-夜と-少しの朝の気配

「ART FOR THOUGHT」ウェブサイト(ECサイト):https://artforthought.jp

(Higuchi)

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STRAIGHT PRESS[ストレートプレス]
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