ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、アニメ「鬼滅の刃」とコラボした完全新作のアトラクションに加え、フードやグッズが2025年1月5日(日)までの期間限定で登場中。パークではこれまでもさまざまなコラボが実施されているが、「鬼滅の刃」は2021年の初登場以来、そのクオリティの高さから多くのゲストを魅了した特に人気のコラボのひとつ。今回は前回の「無限列車編」からアトラクションはもちろんフードもグッズもすべてを一新し、その後の物語「刀鍛冶の里編」を展開している。
本記事では「鬼滅の刃」の大ファンである編集担当と、アニメはすべて視聴済みのライターがパークに潜入。アトラクションを体験した様子をお届けする。
■躍動感あふれる霞柱&恋柱と記念撮影!玄弥ファン必見のアイテムも…!?
ハリウッドエリアのスペース・ファンタジー・ザ・ライドに登場しているのが、今回のコラボの目玉である「鬼滅の刃 XRライド ~刀鍛冶の里を疾走せよ~」。アトラクションのエントランスには「鬼滅の刃」をイメージした門があり、その先には竈門炭治郎と、「刀鍛冶の里編」で活躍した“恋柱”甘露寺蜜璃、“霞柱”時透無一郎がゲストを迎えてくれる。
炭治郎のヒノカミ神楽、無一郎の霞の呼吸、蜜璃の恋の呼吸と、各々技を繰り出している様子が細かく再現され、その躍動感あふれる姿に思わず歓声が!鬼滅の刃ファンは必ず記念撮影をしてほしいスポットだ。
アトラクションエリアではクルーも「刀鍛冶の里」をイメージした衣装に身を包み、「刀鍛冶」としてゲストを迎えてくれる。
このライドに乗車すると、待ち列の途中で「鬼滅の刃 XRライド・フォト・オポチュニティ」にも参加することができ、希望者はライド後に有料で写真を購入することも可能。写真の台紙は全3種類で、炭治郎と無一郎、蜜璃と禰豆子、それから竈門兄妹とともに不死川玄弥が印刷されたものの中から好きなものを1種類選ぶことができる。
スタッフによるとパーク内に玄弥が描かれたグッズはこの台紙のほかにTシャツくらいしかなく、希少価値が高いそうなので玄弥ファンはお見逃しなく!
■ゲストを必死に守る柱や禰豆子の姿に感動
「鬼滅の刃 XR ライド ~刀鍛冶の里を疾走せよ~」は、前作「鬼滅の刃 XRライド ~夢を駆ける無限列車~」(6月9日終了)の激闘から「刀鍛冶の里」へ舞台を移し、さらなる成長を遂げた主人公・炭治郎が、“霞柱”の無一郎と“恋柱”の蜜璃とともに、目の前に迫る上弦の鬼・玉壺と半天狗に挑む、パークオリジナルの完全新作ライド・アトラクションだ。
乗車前のプレショーには、無一郎と蜜璃、玄弥が登場。刀鍛冶の里に上弦の鬼が襲来し炭治郎が戦っているが、倒すためには新しい刀が必要だと言う。見習い刀鍛冶のゲストは玄弥とともに鍛冶場にあるはずの新しい刀を探し、炭治郎に刀を届けるために疾走する…というストーリーが展開される。
場内のモニター内を駆け巡る無一郎たちや鬼の姿がリアルで、本当に刀鍛冶の里に来たかのような没入感がある。しかし、これからこの強そうな鬼との戦いが始まるのかと思うと、ワクワクとともに緊張も感じた。
いよいよライドに乗り込み、刀鍛冶のメガネ(VRゴーグル)を装着すると、VR技術によって「刀鍛冶の里」が目の前に360度広がる。下を向くと自分の服装も変化しているのがわかるので、ぜひ試してほしい。
様変わりした景色に感動していていたのも束の間、猛スピードで目的地へと進み出すため、しょっぱなからテンションはマックスに!玉壺や半天狗が刀を届けさせまいと攻撃を仕掛けてくるが、ゲストを守るべく蜜璃、無一郎、炭治郎、炭治郎の妹の竈門禰豆子たちが立ち向かう。
疾走するコースターの重力やスピード感が各キャラクターの“呼吸”や“血鬼術”とシンクロし、想像以上の臨場感で上弦の鬼たちとの戦いを体験することができる。たとえ「刀鍛冶の里編」を見たことがないゲストでも、圧倒的な疾走感と目の前で繰り広げられるバトルの迫力に、大興奮間違いなし!
編集担当は戦えない自分たちを必死に守ろうとしてくれる2人の柱と竈門兄妹の背中が、自分よりもずっと年下なのにあまりにも頼もしく何より健気で、気づけば乗車中に何度も「ありがとうございますー!」と叫んでいた。
■柱稽古編で活躍する柱と一緒にコースターへ乗り込める!
「鬼滅の刃 XRライド ~刀鍛冶の里を疾走せよ~」のほか、耳元でリアルに響き渡る登場人物の声とBGMが楽しめるストーリー・コースター「鬼滅の刃 柱稽古編×ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」も登場中。10月7日(月)までの第1弾「重力訓練」と、10月8日(火)から2025年1月5日(日)にかけて第2弾「川下り訓練」の2つのオリジナルストーリーを展開する。
第1弾の「重力訓練編」では、コースターを重力負荷に耐える“訓練機”に見立て、ゲストは新人隊士として炭治郎とともに搭乗。蜜璃や無一郎だけでなく、“蛇柱”伊黒小芭内、“風柱”不死川実弥も登場し、コースターの動きに合わせて訓練がどんどん激化!空を飛ぶようなコースターの動きに合わせキャラクターたちがおもしろおかしく喋ってくれるため、絶叫系アトラクションが苦手なライターでもいつもよりライドへの恐怖心が薄れて楽しめた。同じようにジェットコースターが苦手な人は、この機会にぜひチャレンジしてみてほしい。
第2弾「川下り訓練」では、つわものぞろいの柱の中でも最強といわれる“岩柱”悲鳴嶼行冥と急流川下り修行ができるそうなので、こちらも楽しみだ。オリジナルフードやグッズとともに、期間中できれば何度も満喫したい。
取材・文=日高ケータ
撮影=大林博之
画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
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配信: Walkerplus
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