青丹学園は、7月1日(月)、奈良県奈良市に児童発達支援・放課後等デイサービス「フラーテル奈良」を開所した。
関西最大級の27の訓練室を設置
「フラーテル」は、それぞれの子どもの特性に応じた発達・学習支援を行っている。視線があわない、こだわりが強い、ことばが出にくい、よく動きまわるなど、これらの行動には意味がある。その意味を明らかにし、日常生活での可能性を広げる場が「フラーテル」だ。
2018年に開所した「フラーテル高の原」では、現在までに6年間で800名以上の子どもが通所しており、待機児童が増えたため、今回「フラーテル奈良」を新事業所として開所した。
「フラーテル奈良」では、大きな地球の写真を使用した訓練室や、
クジラが飛んでいる訓練室、
英語などのグループレッスンを行う訓練室のほか、
未就学児のためのプレイルームなど、関西最大級の27の訓練室を設置。世界、動物、植物、海、宇宙、語学など、様々な分野に興味を持ってもらうよう、各訓練室にはコンセプトを設けている。
多方面から療育を実施
スタッフには言語聴覚士、作業療法士、理学療法士、保育士、教員などのセラピストが揃っており、読み書き、運動、クリエイティブ、プログラミング、心理面、保護者のケアなど多方面から療育を行う。
ストラックアウトを中心に大きく体を動かすことができるプレイルームや、
感覚統合のための大型遊具を設置している点も注目だ。
また、受給者証を要する部門とは別に、18歳以上の成人や受給者証がなくても通える「フラーテルL.C.」も設置しており、切れ目のない支援を行っている。
配信: STRAIGHT PRESS