知人や自身が体験した怖い話を描いたコミックエッセイをブログやInstagramで配信しているぱるる(@palulu_diary)さん。物心がつく前から「この世のものではない何かがいる」と無意識に感じ、今でも霊感があるそうで、「目に見えるものだけがすべてではない」という想いで漫画を描いているという。
時には体調に影響が出たり、身の危険を感じたりと、不可解な出来事をたくさん経験されているぱるるさんだからこそ表現できるリアルな怖さや不気味さに、背筋がゾッとする話ばかりだ。
ウォーカープラスでは、発売中の電子書籍「本当に怖いのは霊か人か… これは私や知人が震えた恐怖体験です」(ぱるる著)から一部抜粋し、ぱるるさんが友人のM子さんとルームシェアをしていたときの心霊体験を描いた「背後にいるのは誰」を全10回にわたりお届け。ぱるるさんに当時のことをインタビューしつつ紹介する。
今回は、M子さんの様子がおかしくなった原因がわかり、然るべき対応をするとM子さんは明るい表情を取り戻したところから始まる。しかし、入院するM子さんのもとへ家族やぱるるさんが駆けつけると、「私…なんで病院にいるの？」と衝撃の言葉が。M子さんは入院する少し前からの記憶がなくなっていた―。
■不可解な行動の原因は霊だった
――ご友人のM子さんの不可解な行動は、自ら命を絶った遠い親戚の女性がM子さんに憑いていたからだとわかります。その女性をしっかりと供養すると、不思議なことにM子さんはすぐに普通の状態に戻りました。ただ、M子さんは「私…なんで病院にいるの？」と信じがたい言葉を発しますね。
「全く記憶にないんだけど…とびっくりしていました。気づいたら病院にいた、という感じです」
――無事に退院したM子さんはもとの会社に戻るか悩んでいるとき、会社でM子さんに嫌がらせをしていた女性について衝撃の事実を聞かされます。同僚のT田さんに尋ねるとさらに怖い事実が発覚しましたね。
「あれだけM子のことを妬んでいたなら、生霊を放っていてもおかしくないかな…と思いました」
社長やT田さんの思いを聞いて、M子さんは会社に復帰。嫌がらせをしていた女性はあることがきっかけで解雇となり、平和な日常に戻る。M子さんもすっかり元気になりよかったものの、この一連の出来事を振り返るぱるるさんは「度々起きていた霊現象はまだスルーできるのですが、M子がおかしくなってからの行動は私もメンタルをやられたので、かなり大変でした。でも一番大変だったのはM子なので、最終的に解決できて本当に安心しました」と話してくれた。
取材協力：ぱるる(@palulu_diary)
配信： Walkerplus
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