7月27日(土)に開催予定の「第47回 隅田川花火大会」。昨年は100万人を越える人出があった人気の花火大会だけに、会場に着く前に知っておきたい情報はさまざま。開催を目前に控えた今、同花火大会の楽しみ方、混雑を避けるためのやアクセスやお天気情報など、気になる点をおさらいする。
■江戸時代からの歴史を誇る隅田川花火大会、見どころは?
300年以上の歴史があるとされる隅田川花火大会。台東区と墨田区の隅田川河川敷で毎年7月の最終土曜日に開催される、関東随一の花火大会だ。
会場は桜橋下流~言問橋上流の第一会場と、駒形橋下流~厩橋上流の第二会場に分かれており、第一会場で開催される花火コンクールには、両国花火ゆかりの業者や、国内の有名花火大会で著明な成績を収めた業者が計10社、それぞれの技巧をこらした花火の競演が楽しめる。
第二会場は、第一会場より打ち上げ時間が30分遅い19時半からのスタート。打ち上げ数を1000発以上上回る10650発を予定している。会場ごとに演目が異なるのも見どころの一つだ。
■混雑は必至!現地鑑賞で気を付けるべきポイント
昨年2023年は4年ぶりの開催となった隅田川花火大会。人出の数は100万人を超え、今年も混雑が予想される。会場の最寄り駅となるのは浅草駅だが、第一会場は押上駅・東京スカイツリー駅・曳舟駅、第二会場は蔵前駅・両国駅・浅草橋駅からも徒歩でのアクセスが可能。特に帰宅時は、時間をずらしたり、路線や乗り換えに合わせて使用する駅を変えることも考えよう。また、駐車場は設置されていないので、来場の際は公共交通機関を利用しよう。
会場には仮設トイレが設置されているものの、こちらも行列が予想される。事前に公衆トイレでお手洗いを済ましておくのがベターだ。
■当日の天気はどうなる?現時点の予報をチェック
7月20日に開催が予定されていた「足立の花火」では、猛烈な雷雨で開催時間直前に中止となったことも記憶に新しい。開催情報の確認方法や、当日の天気についても事前に押さえておきたい。
まず、開催当日の大会の実施・中止の情報は、 隅田川花火大会公式サイトやXアカウントにて告知される。小雨決行、荒天時は中止となっているため、雨脚が微妙な時はまずは確認したい。
また、7月27日の現地の天気は、ウェザーニュースが運営する気象情報サイト「ウェザーニュース」によると7月26日15時現在、墨田区・台東区ともに、曇り時々雨と予想されている。午後の降水確率は50%で、1時間ごとの予報では19時台に毎時1ミリの雨と予想されており、ウェザーニュースの見解では「モクモク雲が接近したら、にわか雨に注意が必要」としている。また、予想最高気温は35度、開催時刻の19時の予想気温は30度で、厳しい暑さとなりそうだ。熱中症や脱水症状の対策は忘れずにしておきたい。
【7月27日(土)予報】
曇り時々雨/最高気温:35度/19時の予想気温:30度/降水量:1ミリ(※台東区、墨田区ともに)
配信: Walkerplus
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