河野さんコメント
河野さんは「平安時代の京都の夜の大路を無数の妖怪たちが練り歩いた“百鬼夜行”。その様子を描いたとされる『(通称)百鬼夜行絵巻』をはじまりとし、歴史上の偉大な芸術家たちが各時代の表現で見えないはずの妖怪の姿を形づくり、日本独自の妖怪文化を培ってきました。そう考えると、侍や忍者と並んで世界が注目しつつある日本の妖怪文化は、平安時代の京都の闇の中から生まれたともいえます。
さて、今回私たちは、妖怪という古い存在の『新しい楽しみ方』を求めて、これまで絵巻の中で夜行してきた百鬼を、ここ京都で再び現実世界に解き放とうと思います。描かれる妖怪、語られる妖怪、そして目の前に”居る”妖怪、さまざまな形の妖怪たちが皆様の来村をお待ちしております」とコメントしている。
クリエイティブディレクターは、大垣ガクさん
クリエイティブディレクターは、「タノシイはつくれる」をテーマに企画とデザインでアシタを面白くするクリエイティブスタジオ「アシタノシカク」代表取締役で、 ホラーデザイン結社:アシタノホラーの“怪長”も務める、大垣ガクさんだ。
多くのブランドデザインを手がけ、広告コミュニケーション、空間デザイン、アートなど領域を融合するクリエイションを得意とし、その手口は自在だ。 クリエイティブラボ「ASITA_ROOM」にて企画・展示・プロデュースとともに、多くの作家とのコラボレーションも実現している。
配信: STRAIGHT PRESS