熱中症対策の水分補給に「コーヒー」は逆効果!? その理由を管理栄養士が解説

熱中症対策の水分補給に「コーヒー」は逆効果!? その理由を管理栄養士が解説

夏はアイスコーヒーがおいしく感じられますが、熱中症対策のための水分補給として飲んでいるのであれば「逆効果」かもしれません……。この記事では、熱中症対策の水分補給にコーヒーをおすすめしない理由について管理栄養士が解説します。コーヒーをよく飲む方はぜひ参考にしてくださいね。

熱中症対策の水分補給はノンカフェインの飲み物を飲もう

熱中症対策の水分補給に適した飲み物

経口補水液

スポーツドリンク

麦茶

ルイボスティー

熱中症対策の水分補給には、ノンカフェインの飲み物を選ぶようにしましょう。

特に経口補水液は汗の塩分濃度と同じ0.3%の塩分を含みます。そのため、脱水が起きた際に水分だけでなく塩分も効率的に補給することが可能です。また、経口補水液は熱中症のリスクが高い状況において、スポーツドリンクよりも水分補給に適しています。

ただし経口補水液は、脱水症でない場合の水分補給に適していません。普段の水分補給には麦茶やルイボスティーといったノンカフェインの飲み物を活用しましょう。(※4,8,9)


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どうしてもコーヒーが飲みたい場合はどうするべき?

「どうしてもコーヒーが飲みたい!」というのであれば、カフェインレスのコーヒーで代用してはいかがでしょうか。

コーヒーの大部分は水分でできているため、水分補給にはなります。ただし熱中症対策の水分補給としては、コーヒーよりもノンカフェインのものを摂取することが推奨されます。そのため、コーヒー好きな方はカフェインが含まれていないコーヒーをおすすめします。(※10)


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