スーパーの鶏肉コーナーに行くと、手にするのはもも肉、むね肉、ひき肉が主。レバーや砂肝なども置いてはありますが、どう調理していいのかわからず、購入する機会はほとんどありません。そんな砂肝をおいしく食べられるレシピを、リュウジさんが発明していましたよ。それが「スナニラ」!砂肝のレバニラ風炒め物なのですが、切り方ひとつで硬い食感の砂肝がおいしくなるとか。下処理をしっかり学んで作ってみたいと思います。
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これマジで中華の定番にならねえかな…と思えるほど美味しい。砂肝を使った新常識の炒め物
レバーではなく砂肝で作る超簡単な砂肝のレバニラ風です
マジでこれレバーよりうめえんじゃないかってくらいニラともやしに合うので絶対にやってほしい!
概念変わります!https://t.co/BtW4vLA1py pic.twitter.com/1ulWwGuBll
— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) April 30, 2024
砂肝を使った新常識の炒め物と紹介している、「スナニラ」のショート動画がポストされていました。
レバーで作るレバニラ炒めよりもおいしいとのこと。レバーはクセがあるので、ちょっと苦手に感じている筆者には、うれしいレシピ。
動画でリュウジさんが、砂肝は高たんぱく、低脂肪、リーズナブルだと紹介していたので、使わない手はないですね!普段は砂肝をめったに調理しないので、下処理もしっかりと覚えたいと思います!
格子状の切り込みがポイント!「スナニラ」を作ってみた!
【材料】(1~2人分)
砂肝…220g
ニラ…100g
もやし…100g
にんにく…1かけ
サラダ油…大さじ1
ラー油…適量
(砂肝の下味用)
しょうゆ…小さじ1
酒…小さじ1
片栗粉…大さじ1と1/2
塩…ひとつまみ
黒こしょう…適量
サラダ油…大さじ1(砂肝を焼く時用)
(合わせ調味料)
しょうゆ…大さじ1/2
オイスターソース…大さじ1/2
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ1
うま味調味料…2振り
黒こしょう…適量
1. ニラを3~4cm長さに、にんにくをみじん切りにします。
「スナニラ」に入れる野菜は、ニラ、もやし、にんにくの3種類。中華の炒め物らしい組み合わせです。
2. 砂肝を半分に切り、格子状に切り込みを入れて、さらに半分に切ります。
画像左側が、購入した状態の砂肝です。こぶのようなものが2個付いているので真ん中で半分に切り(画像中央の状態)、それぞれに格子状の切り込みを入れてから(画像右上の状態)、さらに半分に切ります(画像右下の状態)。
硬い銀皮(=砂肝の白い部分)も、しっかりと切り込みを入れることで、焼いても硬くならずにコリコリとした歯ごたえを楽しめるそうですよ。
3. ボウルに砂肝、下味用のしょうゆ、酒、塩、黒こしょう、片栗粉を入れてよく揉み込みます。
片栗粉を揉み込んでおくと、味付け用の調味料が絡みやすくなります。
4. しょうゆ、オイスターソース、鶏ガラスープの素、うま味調味料、黒こしょうを混ぜて、合わせ調味料を作ります。
中華の炒め物は、スピードが命。調味料を合わせておけば、手早く味付けが出来ますよ。
5. フライパンにサラダ油(大さじ1)を引いて強めの中火で熱します。3の砂肝が、カリッとするまで炒めます。
格子状に切り込みを入れ、小さく切った砂肝を炒めます。
切り込みを入れた部分が開いてくるので、ひだの奥まで火が通るように、押さえながら炒めました。
強めの中火で6分ほど炒めると、全体にこんがりとした焼き色が付きました。炒めた砂肝は、一旦お皿に除けておきます。
6. サラダ油(大さじ1)を追加します。強めの中火のまま、にんにく、もやし、ニラ、4の合わせ調味料を加えてざっくりと炒め、砂肝を戻し入れてサッと炒めます。
強めの中火のまま炒めるので、にんにくが焦げないよう、他の野菜も同時に炒めます。ニラやもやしの食感を活かすため、手早く炒めるのがポイントです。
もやしが少ししんなりとしたので、合わせ調味料を加えてサッと混ぜました。
先に炒めた砂肝を戻して全体をサッと和えたら完成です。お皿に盛り付けてラー油をかけて仕上げます。
砂肝がクセになる歯ごたえ♪レバニラよりあっさり味で食べやすい!
リュウジさん考案の「スナニラ」が完成しました!砂肝の茶色がレバーに似ているので、仕上がりはレバニラ炒めにそっくりです。
今回の最大のポイントは、格子状に切り込みを入れた砂肝。どんな食感だろう?と思いながら口に入れると、コリッコリッとものすごーくいい歯ごたえ♪
砂肝は他の部位と違って、コリコリとしていますが、焼くと硬くなってしまいがち。砂肝の炒め物を食べると、ゴムを噛んでいるような気分になっていましたが、「スナニラ」の砂肝は別物!コリコリ食感があるうえ、切り込みの間に調味料が入り込んでいるので、噛むたびにオイスターソースのおいしい味が広がります♪
ただ、銀皮はやはり少し硬め。コリッコリッではなく、ゴリゴリとしていました。とはいえ、切り込みが入っているので噛みやすくなっていましたよ。
格子切りの下処理で焼いても硬くならずコリッコリの砂肝に♪
リュウジさん考案の「スナニラ」は、砂肝の食感をおいしく引き出せるシン・炒め物でした。
これまで砂肝を調理する時は薄く切って炒め、「硬いなぁ~。でもこんな食感なのかな?」と思いながら、よく噛んで食べていました。
今回、格子切りを施した砂肝を食べてみて、全然違う!とコリコリ食感のよさに驚きました。そして、砂肝にはレバーのような独特の風味がなく、あっさりとしています。そのため、ニラとにんにくの風味が効いたオイスターソース風味の炒め物として、とてもおいしくいただけました♪
砂肝は、頻繁に使うことのない部位だと思いますが、リーズナブルに売られていることが多いので、ぜひ作ってみてくださいね。
配信: あたらしい日日
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