「ドリルビット」の実物や探査船の模型も
会場には、海底掘削ツールの先端部分である「ドリルビット」の実物や、「ちきゅう」の100分の1スケールの模型などを展示。
また「ちきゅう」の大きさを感じてもらうため、船底のプロペラ推進器「アジマススラスタ」(外径約4.6メートル)の実物大グラフィックも展示する。
外径約4.6メートルもある装置の大きさを目の当たりにすることで、世界最大の科学掘削船のスケールを実感できそうだ。
船体の中央にそびえ立つ「デリック」と呼ばれる巨大なタワー(掘削やぐら)の画像を背景に、調査研究に挑む「ちきゅう」のクルーになりきって写真を撮ることができるフォトブースも設置する。
応援メッセージを届けるイベント実施
会場内と常設展示フロアをめぐるワークシートを用意しているので、海洋科学掘削に加えて、人工衛星や惑星探査などの「地球・宇宙をさぐる科学技術」について楽しみながら学ぶことができる。
期間中の8月31日(土)には、「ちきゅう」で東北地方太平洋沖地震の研究を進めてきた研究者と、今年9月から実施予定の新たな掘削調査に挑むメンバーを招き、来館者とともに応援メッセージを届けるイベントも実施。
詳細については、今後ホームページで告知するとのことなので、要チェックだ。
■「地震のほしをさぐる ―地球深部探査船『ちきゅう』再び東北沖7,000mの深部へ!」開催概要
開催期間:8月1日(木)~9月9日(月) ※9月3日(火)は休館
会場:日本科学未来館 1階 シンボルゾーン
参加費:無料 ※常設展や特別展、ドームシアターの鑑賞は別途料金が必要
イベントページ:https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202408013535.html
■日本科学未来館
住所:東京都江東区青海2-3-6
URL:https://www.miraikan.jst.go.jp/
(鈴木 京)
配信: STRAIGHT PRESS
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