内視鏡治療とその後のケア
ポリープは大きさや形状によって切除方法が異なります。
多くの大腸ポリープは大腸カメラ検査中にそのまま治療することが可能です。内視鏡で切除する場合、痛みはなく日帰りもできるので、患者様は安心して治療を受けられるでしょう。ただし、切除後は出血と穿孔が起きるリスクもあるため、安静に過ごすことが必要です。
大きいポリープや平べったい形状のポリープは入院を要する内視鏡治療となることがあります。
体を動かす仕事の場合は1週間ほど休む必要があります。
内視鏡治療では出血や穿孔が起きる可能性は極めて低いですが、治療後から1週間は飲酒や胃腸に負担のかかる食べ物は控え、運動も避けることが合併症のリスクを下げるためにも重要です。
この記事を監修してくれたお医者さん
粟田裕治
ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック 院長
略 歴
日本医科大学卒業/川崎幸病院 初期臨床研修/川崎幸病院 消化器内科/医療法人社団CMG ふれあいの丘内科内視鏡健診クリニック 院長
保有資格
日本内科学会 認定内科医/日本消化器病学会 消化器病専門医/日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医/日本病態栄養学会認定 NST研修修了/緩和ケア研修修了/難病指定医
配信: 医科歯科健診コラム
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