「子宮頸がんのステージ別・症状」はご存知ですか?治療法・予防法も解説!

「子宮頸がんのステージ別・症状」はご存知ですか?治療法・予防法も解説!

子宮頸がんのステージ症状についてよくある質問

ここまで子宮頸がんの症状・治療方法・予防法などを紹介しました。ここでは「子宮頸がんのステージ症状」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

子宮頸がん初期でも子宮ごと摘出することはありますか?

阿部 一也 医師

子宮頸がん初期の患者さんでも、子宮を残す希望がない患者さんには子宮を摘出する手術が提案されます。ただし患者さんが子宮温存を強く希望する場合は、がんの進行状況によっては妊孕性の温存も可能です。

ステージ症状は若い人の方が自覚しやすいですか?

阿部 一也 医師

年齢によって症状の出やすさに差は出ません。ただ子宮頸がんは若い年代が発症するAYA世代がん(Adolescents and Young Adults with Cancer)の代表格です。15〜39歳の学業・就職・結婚・子育てなどの人生の大きなイベントが続く時期に、がんと闘病することは人生設計に大きな影響をもたらします。若いうちからワクチンやがん検査で、リスク管理をしておくことが重要です。

編集部まとめ

子宮頸がんの初期で目立つ症状はありませんが、進行すると腹部の痛み・おりものの異常・不正出血などが現れます。

症状に気がついてからの治療では手術や放射線治療などで、妊娠できる可能性が失われるケースがあります。

子宮頸がんは若いうちからのワクチン接種で予防が可能です。また、定期検査で早く病変を発見できれば簡単な治療で根治も目指せます。

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