心情が静かにずしんと重めに伝わってくる演出
第4回は、翔平と水季のシーン、水希が仰向けになって涙を流すカット、バスタブの弥生など、印象的な画がいっぱい。心情が静かにずしんと重めに伝わってくる。
演出は、脚本・生方美久×村瀬健プロデュースドラマ『いちばん好きな花』(23年)でドラマ演出デビューしたジョン・ウンヒ。このひとの演出回をもっと見たくなった。
<文/木俣冬>
【木俣冬】
フリーライター。ドラマ、映画、演劇などエンタメ作品に関するルポルタージュ、インタビュー、レビューなどを執筆。ノベライズも手がける。『ネットと朝ドラ』『みんなの朝ドラ』など著書多数、蜷川幸雄『身体的物語論』の企画構成など。Twitter:@kamitonami
配信: 女子SPA!
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