3、すぐにキレる旦那が病気じゃないとしたら〜キレる特性とは
自分の思いどおりにならないとすぐにキレる旦那。場所関係なく大声を出したり、子供へ当たり散らす様子を見ていると、どう接していいのか分からなくなります。
どうしてすぐにキレてしまうのか。
すぐにキレる旦那の特性について見ていきましょう。
(1)傷つきやすい
「怒り」という感情は、傷つけられたときに発生する感情の一つ。
ゆえに、キレやすい人は被害者意識が強い傾向にあります。
あなたが旦那に注意するとすぐにキレるのは、「これ以上俺のことを責めないでくれ!」「俺のことバカにしているの?」と思っているからなのかもしれません。
あなたにそんなつもりがなくても、旦那はそう捉えてしまっているのでしょう。
また、自分の非を認めることができないため、キレることで保身しようとします。
キレると相手が自分に気を遣ってくれ、優しくしてくれますから、自分を守るためには「キレる」という方法が手っ取り早いのです。
(2)キャパシティが狭い
キャパシティが狭い人もすぐに怒り出します。
キャパシティが狭いことは、「傷つきやすい」と連動しています。傷つきやすいからこそ、多くを許容することはできません。
生きていると、想定していないことも多々起きます。
人間はその時に応じて臨機応変に対応していくことで困難を乗り越えようとしますが、キャパシティが狭いとそれができなくなってしまいます。
具体的な特徴としては、慣れない場所や初めて経験することが苦手なタイプとして現れているかもしれません。
初めて行く場所は下見を欠かさないなど、キャパシティの狭さゆえ良い方に出る行動もありますが、適応能力の低さが怒りへと繋がることがネックと言えます。
相手を責めるだけではなく、相手に迷惑をかけた自分も責める傾向にあります。
真剣に自己のダメさを受け止めてしまう一方、そんな自分を認めるキャパシティがないため、怒りという感情で相手を責めてしまうこともあるようです。
(3)豊かな感性をもっている
「怒る」は「感情」です。
ですから、すぐにキレるのは感性が豊かである証拠ともいえます。
あなたが旦那を好きになったきっかけは、小さなことにも大喜びする姿や、小さなものや弱いものに対する優しい姿、ちょっとしたことでも思い切り楽しむ姿に心を動かされたからではなかったでしょうか。
4、すぐにキレる旦那が病気じゃない場合、対処法は?
すぐキレる旦那であっても、「できれば離婚は避けたい」という人もいるでしょう。
しかし、これから先もこのままでは、あなたが苦しくなる一方です。
できるだけ平穏に過ごすために、すぐキレる旦那に対してどう接するべきなのか。
本項では対処法についてご紹介していきます。
(1)あなたが達観する
すぐキレる旦那をキレない人に変えることは難しいでしょう。
旦那のキレにこれ以上動揺しないためには、旦那がキレるポイントを分析し、適度に合わせるコツを掴むことです。
まずは1週間、1ヶ月など一定期間を定め、何にキレたのかメモに残してみてください。
また、旦那がなぜキレるのか感情を理解してあげることも効果的です。
キレているとき、あなたが思いもよらなかったことを不安に思い、心配し、寂しく思った旦那の気持ちを想像してみましょう。
(2)旦那に意識させる
感情の中でも、「怒る」は特に、他人に不快な思いを残してしまいます。
中には、そのことを頭ではきちんと理解していても、突発的に怒ってしまい「また怒ってしまった…」と自己嫌悪に陥る人もいます。
本当は相手を傷つけたくないのに、突発的に怒りが込み上がり、相手を傷つけてしまうのです。
あなたの旦那がキレた後落ち込むタイプなのであれば、迷惑をかけていることを自覚している可能性大。
怒ってしまうメカニズムについて理解させ、怒らないために意識させましょう。
すぐにキレる人はとにかく「自分の気持ちを理解してほしい」「自分の思いどおりに物事を進めたい」という感情が強いのですが、怒っても状況は変わらないことはたくさんあります。
怒っても思いどおりにはならず、不発に終わることもあると認識させるといいでしょう。
配信: LEGAL MALL