私道通行権とは?私道の通行トラブルの解決方法を弁護士が徹底解説

私道通行権とは?私道の通行トラブルの解決方法を弁護士が徹底解説

5、私道の通行トラブルで困ったときは弁護士に相談を

私道を通行させてもらえないトラブルが起きた時は、隣人と接触する前に弁護士に相談しておくと安心です。

裁判手続で解決しなければならない事態も織り込んで、法律上の取扱いから話し合いの進め方まで丁寧に教えてもらえるからです。 

▼弁護士に相談・依頼するメリット

私道通行権を主張するために必要な証拠の種類が分かる
通行権に関する合意の手続きを正しく進められる
対立が見込まれる場合、代理人になってもらい隣人との直接対決を避けられる
ケース別に双方の妥協点を見極め、良好な隣人関係の維持が期待できる

私道通行権に関するQ&A

Q1.私道通行権とは?

ある土地の所有者にとって他人の敷地を通行できないと困る場合に、実際に通路として利用させてもらうための権利の総称です。

Q2.私道と公道の違いは?

私道と公道の区別は、誰がその道路を所有・管理しているかで行います。 ごく簡単にいえば、個人や民間の企業が所有し管理しているものであれば「私道」、国や地方公共団体が所有し管理しているものであれば「公道」と理解しておくと良いでしょう。 厳密に私道か公道かを見分けるためには、法務局で公図と登記簿を閲覧することが最も確実です。

Q3.私道通行権の種類は?

囲繞地通行権
通行地役権
使用貸借契約
賃貸借契約 ・通行の自由権

私道通行権は4種類に分類でき、土地や道路そのものの状況によって判断が分かれます。

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