西アフリカ・シエラレオネ共和国での活動を専門とする「Alazi Dream Project」は、日本から遠く離れたシエラレオネに想いを馳せ、家庭料理「マフェ」を作って味わえる「アフリカ料理手作り体験会」を、自由ヶ丘の緑が丘文化会館で8月3日(土)に開催する。
「Alazi Dream Project」について
「Alazi Dream Project(以下、アラジ)」は、女の子が若年妊娠・出産によって教育機会からの離脱を余儀なくされる現状を、教育機会を妨げる最たる社会問題と捉え、復学の支援、及び性教育の普及を通じて問題の根本解決に取り組んでいるNPO法人。
代表・下里夢美氏の想いから始まり、「誰もが夢に向かって努力することのできる社会」を目指して、今年で団体創設10年目を迎えた。
また、少子高齢化の日本社会とは違う課題をもつ、西アフリカ・シエラレオネでは、3人に1人の女の子が妊娠によって通学を諦めているそう。
「アラジ」は、性的同意や避妊法、女の子でも勉強を続ける権利があることを伝える「性教育」や、自力での復学が難しい10代シングルマザーの女の子たちへの「電子マネー送金を用いた復学支援」を行っている。
家庭料理「マフェ」を作って食べてみよう
今回「アラジ」は、シエラレオネでの活動を専門とする唯一の団体として、より多くの人に団体のことやシエラレオネを知ってもらいたいとの思いから、シエラレオネの郷土料理でトマトの酸味とピーナッツのコクが魅力の家庭料理「マフェ」を作って味わえるイベントを開催する。
「アフリカ料理手作り体験会」当日に作るのは子どもにも安心な辛みのないバージョンだが、辛いのが好きな人は、好みで後から辛さを調整することもできる。同イベントは、一人でも、友達連れでも、誰でも参加可能だ。
日本から14,135km離れた西アフリカの国の食文化を知ることは、一つの国際活動・異文化交流の姿といえるだろう。
気軽に参加できる「アフリカ料理手作り体験会」だが、シエラレオネの現状やNPO法人の在り方についても触れられるイベント内容だ。
配信: STRAIGHT PRESS