子宮頚管ポリープの切除方法の種類
子宮頚管ポリープの切除には3つの方法があります。ここでは、子宮頚管ポリープの切除方法について紹介します。
ペアン鉗子を使用する捻除術
ポリープの形は、きのこのように茎があり先端が大きくなっています。この切除方法では、ポリープの茎の根元の部分をペアン鉗子という器械で挟み、一方向に回転させることで捻じ切って切除を行います。
通常、ポリープの大きさに対して切り取った部分の創部は小さく、出血もそれ程多くはありません。
メス・鋏を使用する結紮・切除術
ポリープの茎が太い場合には、茎の部分を糸で縛ってメスや鋏を用いて切除します。
電気メス・レーザーメスを使用する焼灼切除術
ポリープの茎の部分がはっきりしない場合や茎の根元が見えにくい場合には、電気メスやレーザーメスで焼灼して切除を行います。
子宮頚管ポリープの切除費用は?
子宮頚管ポリープの切除は一般的に日帰りで行われます。その際にかかる費用や入院で手術を受ける場合にかかる費用を解説します。
基本的には保険が適用される
子宮頚管ポリープの切除は、健康保険の保険適用となる手術です。そのため自己負担は3割で治療を受けることができます。
日帰りの場合の費用相場
日帰りで子宮頚管ポリープの手術を受ける場合、診療費用は6,000〜10,000円程度です。これには初診料・子宮頚管ポリープ切除手術の費用・病理組織検査の費用などが含まれます。
入院する場合の費用相場
一般的に子宮頚管ポリープの手術は、日帰りで行われます。切除にかかる時間も短く、出血のリスクも低いため入院しての手術はあまり行いません。入院して手術を受けたいと希望する場合には、費用は30,000円〜80,000円程度になります。
入院費用は受診する医療機関によって大きく異なるため、あらかじめ入院前に概算を確認するのがおすすめです。
配信: Medical DOC