「子宮頚管ポリープの切除費用」はご存知ですか?症状についても解説!

「子宮頚管ポリープの切除費用」はご存知ですか?症状についても解説!

子宮頚管ポリープの切除費用についてよくある質問

ここまで子宮頚管ポリープの症状・種類・切除費用などを紹介しました。ここでは「子宮頚管ポリープの切除費用」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

子宮頚管ポリープは悪性化することがありますか?

馬場 敦志医師

子宮頚管ポリープはほとんどが良性の腫瘍です。そもそも子宮頚管ポリープには、以下の種類があります。

子宮粘膜ポリープ

子宮内膜ポリープ

子宮筋腫の下垂

ポリープ状に発育した悪性腫瘍

子宮頚管ポリープ全体のうち、悪性の腫瘍は約0.1%、異形成は約0.5%にみられます。子宮頚管ポリープは大きくなる過程で悪性化するわけではなく、小さいものでも大きなものでも良性・悪性など組織の性質は変わりません。ポリープの診断は肉眼的な診断が難しいため、原則として切除後に採取した組織の検査を行います。

子宮頚管ポリープの切除で医療保険の給付金が下りますか?

馬場 敦志医師

子宮頚管ポリープの切除手術は、医療保険適用対象です。負担額は3割で、実際の負担額は6,000〜10,000円程度です。給付金は民間の医療保険から給付が行われますが、給付金の支払い対象は加入している保険内容によって異なります。そのためご自身の加入している保険会社での確認が必要です。

編集部まとめ

子宮頚管ポリープは、切除による治療が一般的です。そのほとんどは良性ですが稀に悪性の細胞が見つかることもあるため、健診などで発見された際には切除して病理学検査で確認することが勧められます。

子宮経験ポリープの切除は日帰り手術が可能です。健康保険の適応内で手術が受けられるため、3割負担で治療ができます。

子宮頚管ポリープは再発することもある病気で、人によっては無症状のまま長い間経過することも少なくありません。発見には健診を定期的に受けることが重要になります。

不正出血がある場合は少量でも看過せず、医療機関で受診をおすすめします。

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