子宮頸がんになりやすい人
性交渉によるウイルス感染がほとんどの方に起こる現象であり、子宮頸がんを発症しやすくなる原因だとお伝えしてきました。
ここからは皆さんが気になる子宮頸がんの発症率を高めてしまう行動や、子宮頸がんになりやすい人を紹介します。
ほかにも、子宮頸がんの発症率を高める原因は以下のとおりになります。
性交渉の相手が多い
経口避妊薬(ピル)を服用している
早い初産
多産
喫煙者
免疫機能の低下
女性特有の婦人科検診は2年に1度受けることが推奨されています。条件が少しでも当てはまる方は、子宮がんや産婦人科の検診を受診しましょう。
子宮頸がんの早期発見のポイントは?
初期症状もほとんどなく、自覚することが難しい子宮頸がんを早期発見するためにはどのようにするべきでしょうか。
早期発見につなげるために大切なことを、2つ紹介します。
20歳以上の女性は2年に1度検診を受ける
子宮頸がんを早期発見するためには、やはり子宮がん検診をしっかり受けることが近道です。
自覚症状が出てからでは、子宮頸がんが進行した状態のため手遅れになる場合もあります。そうならないためにも、子宮がんや産婦人科の検診はしっかり受診しましょう。
また、早い初産や多産の方も子宮頸がんの発症率が高くなるので、注意してください。
出血などの異常を感じたらすぐに受診する
不正出血や性交時出血がみられたら、すみやかに産婦人科へ受診してください。出血だけでなく、下腹部痛やひどい腰痛が急に起こった場合も同様です。
もし子宮頸がんであった場合は、すでにがんが進行していることになります。産婦人科への受診は恥ずかしいことではなく、自分を守るために必要なことだと認識しましょう。
配信: Medical DOC