【鹿児島県霧島市】鹿児島空港から霧島神宮・霧島神宮駅を結ぶ観光路線バスの実証運行を実施中!

霧島連山

鹿児島県霧島市は、7月20日(土)~12月31日(火)の期間、鹿児島空港から霧島神宮、霧島神宮駅を結ぶ観光路線バス「霧島神宮アクセスバス」の実証運行を行っている。

県内有数の観光地である「霧島市」

鹿児島県霧島市は、鹿児島県内でも有数の観光地だ。日本初の国立公園「霧島」指定90周年を迎えたほか、霧島山の雄大な自然を体験できるトレッキングや、国宝に指定された霧島神宮、西郷隆盛や坂本竜馬も訪れたことのある温泉地などもある。

霧島神宮は天孫降臨神話で知られるニニギノミコトを祀る神社。社殿は霧島山の噴火や火災によって焼失・移転を繰り返し、現在の社殿は江戸時代の正徳5年(1715年)に薩摩藩主・島津吉貴によって建立された。火山の溶岩の傾斜の上に建てられ、地形の高低差を利用して正面から美しい姿が見られる。

社殿内部まで豪華な装飾がなされ、特に本殿の龍柱(りゅうばしら)は南九州独特で、東アジアとのつながりもうかがえるという。令和4年2月には、「霧島神宮本殿、幣殿、拝殿」が国宝に指定された。

また、霧島温泉郷は霧島山の南麓にあり、新湯、林田、硫黄谷、丸尾、栗川、湯ノ谷、殿湯、関平、野々湯の9つの温泉を総称した温泉郷。霧島温泉郷の中心に位置する丸尾は、ホテル旅館が多く存在する霧島観光の拠点となっており、湯けむりたなびく情緒ある温泉街となっている。

さらに霧島市には、国内の主要都市や離島をつなぐ路線の他、国際線ターミナルも有する鹿児島空港があり、鹿児島県の空の玄関口でもある。令和6年3月22日に霧島神宮駅がリニューアルオープンしたことにより、観光客の霧島神宮及び霧島神宮駅への移動ニーズがますます高まっている。

鹿児島空港から霧島神宮駅まで乗り換えなしで行ける

これらを踏まえ、今回「霧島神宮アクセスバス」を実証運行することとなった。

現在、鹿児島空港から霧島神宮への交通手段は、鹿児島空港から国分駅、または丸尾バス停まで路線バスに乗車し、別の路線バスに乗り換える必要がある。鹿児島空港から霧島神宮駅まで乗り換えなしの交通手段を確保することで、霧島神宮及び霧島神宮駅へのアクセスが改善され、さらなる観光客の増加を見込んでいるという。

運行路線は、鹿児島空港~霧島温泉郷(丸尾)・霧島神宮~霧島神宮駅。運行事業者は、鹿児島交通。運賃は、霧島「のったりおりたりマイプラン」バス1日乗車券専用となり、大人(中学生以上)1,100円、小人(小学生)550円だ。

乗車券は、霧島神宮アクセスバス車内のほか、鹿児島中央駅、国分駅、隼人駅、霧島神宮駅、鹿児島交通 国分営業所、市観光案内所、鹿児島空港バス案内所などで購入可能。霧島神宮アクセスバス以外のバス車内では購入できない。バスの概要や時刻表など詳しい情報は、HPで確認を。

「霧島神宮アクセスバス」を利用し、霧島市を観光してみては。

霧島神宮アクセスバス 詳細:https://www.city-kirishima.jp/kirikan/kanko/bus/kirishimajingubus.html

(ソルトピーチ)

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STRAIGHT PRESS[ストレートプレス]
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