早く発見できたからこそ治療できるチャンスがもらえた
編集部
現在の体調や生活についても教えていただけますか?
みちさん
現在もまだ治療中ですから、小さい副作用と上手に付き合いながら元気に過ごさせてもらっています。ですが、きっと「病気がある」と言っても、信じてもらえないほど元気です。ただし、やはり弱っている部分もあるので、疲れたら無理はせず休んでいます。時には家族にも頼らせてもらって、毎日普通に笑って過ごせています。
編集部
子宮体がんについて知らない人や普段意識して過ごしていない方に伝えたいことは何でしょうか?
みちさん
子宮体がんは女性特有の病気で、子宮頸がんと違ってあまり聞いたことのない方も多いと思います。検査をしても見つかりにくいですが、不正出血で気が付けばほとんどは早期がんで見つかるとのことです。非常にまれですが、20~30代でも罹患することはあるそうです。少しでも異変を感じたら、躊躇せずに病院へ行ってもらいたいと思います。
編集部
最後に読者の方へ向けてメッセージをお願いします。
みちさん
私自身治療中ですから、「病気を乗り越えたか」と言われるとまだ違うかもしれません。ですが、早くに病気が発覚したことで、治療できるチャンスをもらえたと思っています。治療ができずに大切な人とお別れしてしまう方もいらっしゃいます。普段は健康だと感じている方も、少しでも身体に異変があったら、怖がらずにまずは病院に相談してください。私や私の家族のような辛い思いをする人が一人でも減ったら嬉しいです。私も家族や友人、そして自分自身の大切な毎日のために今日も笑って過ごしたいと思います。
編集部まとめ
みちさんの話にもあった通り、子宮体がんは初期症状が不正出血くらいで、病気だと発見するのが難しいがんです。しかし、「何か普段とは違うな」「ちょっと変だな」と感じたときには、早めに受診すれば完治する可能性は十分にあります。自分のため、家族のためにもわずかな異変でも、発見したら医療機関に相談しましょう。
なお、Medical DOCでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。
配信: Medical DOC
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