プロが選ぶ!トーヨーキッチンスタイル のおしゃれなコーディネート実例5選
BAYキッチンで明るくナチュラルな印象のスタイル
使用しているのはBAYキッチン。ペニンシュラタイプのレイアウトのスッキリとしたキッチンで、キッチンドアのパネルは、丈夫で火や水に強く、傷や汚れにも強いハイプレッシャーラミネート(HPL)の「ティン」を採用。IHや食洗機などのビルトイン機器は日立製。壁面のカップボードはリクシル。レンジフードはトーヨーキッチンの「フラット」。
水回りは「3Dシンク」に、トーヨーキッチンの「ウサギ」と「トールボーイ」水栓を採用。ウサギ水栓は、名前の通りうさぎの耳を思わせるレバーが吐水口近くにあるタイプで、腕や肘などでも操作が容易で、手が汚れた状態でも水を出すことができます。トールボーイ水栓は、吐水口がシンクの中心に近くなるようにスパウト(首)が長いのが特徴で、トーヨーキッチンの深く広いシンクでも自然に使いやすい水栓です。また、ホースが内蔵されているので、お掃除の時などにも活躍します。
全体的に明るいトーンでまとめてあり、清潔感があるスッキリとした空間になっています。オープンキッチンの場合、ダイニングや生活の何気ない瞬間にキッチンが目に入ってきますので、整頓された綺麗なキッチンは、気持ちの良い空間となります。BAYのシンプルなフォルムに爽やかな足下、フラットレンジフードの薄さ、スッキリとした壁面収納など、「シンプルで清潔」という基本といえば基本だが、最も難しくキッチンに一番求められる要素が整ったスタイルになっています。
BAYキッチンで作るアメリカンヴィンテージスタイル
アメリカンヴィンテージスタイルインテリアのオープンキッチンです。キッチンが目に入る間取りの場合、キッチンのデザインは重要なポイントの一つになります。LDのインテリアとイメージを統一したお洒落なキッチンなら、トーヨーキッチンはお手のものですね。採用されているベイキッチンの扉はHPLの「Sカッパー」。カッパー(銅)カラーのなんとも言えない温かみと渋み、シワシワとした表面テクスチャーが、お部屋のインダストリアル要素とアメリカヴィンテージの渋さやレトロ感を演出しています。
R形状の下がり天井と作るiNOを使用したLDK空間
使用しているキッチンは、イノキッチンのアイランドタイプ。壁面には鏡面扉を採用したトーヨーキッチンの「オーランドキャビネット」を。キッチンドアはHPLの「メタリックダイヤモンドシルバー」を採用。こだわりの天井デザインに加えるのは、スタイリッシュな「UFO」レンジフードや華やかなmoooiの「ヘラクレウム」照明などで、天井部分の魅せ方が美しい空間です。
キッチンドアのメタリックダイヤモンドシルバーは、メタリックなダイヤモンド柄で、近くでよく見ると細かな線模様があることで、渋みのある和のテイストを持っています。ギラギラとした反射ではなく、落ち着いた艶感のある雰囲気は、ナチュラルスタイルや和モダンスタイルなどにも馴染みやすく、日本建築の良さをデザインに取り入れたこちらのお宅にぴったりのコーディネートだと思います。
iNOアイランドキッチン+プラグインで作るおしゃれ空間
iNOのアイランドキッチンにプラグインのサービングエレメント(テーブル)。キャビネットには「コアデバイス イゾラ」を採用した、スタイリッシュで使いやすいキッチンスタイルです。コアデバイスイゾラは、電子レンジやオーブン、冷蔵庫、ワインセラーなどのほか、リビングとの間仕切りとしても使える収納として開発されたため、テレビなどもビルトインできるようになっています。キッチン扉と統一して、キルトパターンのステンレスを採用しており、キラキラ輝く華やかで美しいキッチンです。
V型の珍しいiNOアイランドキッチンで作る作業効率最高のキッチン
2006年にトーヨーキッチンから発売されたV型のアイランドキッチンは、これまでにないアイランドキッチンの形でした。135度の角度に開いたV字型のアイランドは、シンクとクッキングヒーターの距離が近く、キッチン前を動き回らなくても容易に作業を行うことができます。シンクは2Dシンク、ウサギ水栓とツイン水栓を採用。HPLのブラックカーボンの扉に、タオルを掛けたりと使い勝手の良いフラットバーハンドル(ステンレス)のハンドルで、シンプルなコーディネートながらも作業効率が良く考えられたコーディネートです。
アイランドキッチンのメリットの一つはリビングダイニング空間との一体感ですが、V型になることで、より自然な流れでLD空間へと繋がり、キッチンがインテリアとして自然に馴染んでいます。珍しいV型のアイランドキッチンですが、部屋の角に配置しても馴染みが良く、またキッチン周りの動線も確保しやすいうえ、調理の際も動き回らなくても作業ができるので、見た目と利便性のどちらも満足できるキッチンなのです。
まとめ
トーヨーキッチンは、海外のキッチンブランドでも見ないような独自のデザインがキラリと光るキッチンが多く、インテリア性を重視する方にとってとても魅力的なブランドです。日本のブランドであるため、日本のビルトイン機器や家電への対応、日本のライフスタイルにあった広いシンクなど、海外のお洒落なキッチンでは届かないもどかしい部分にも対応できるのも魅力の一つです。
海外ブランドの場合、デザイン性は良くても、輸入の際のコストや時間などが掛かり、リノベーションやリーフォームの場合、納期などの関係で導入できない場合もありますが、日本製のトーヨーキッチンならその点も安心。日本のキッチンブランドとしては高価格帯のブランドに位置しますが、デザイン性・品質・機能・納期などの総合的なコスパを見れば、実はかなりお得なブランドです。
お洒落なキッチンをお探しの方、インテリアをよりもっと楽しみたいと考えている方は、ぜひ一度トーヨーキッチンのショールームに足を運んで、キッチンコーディネートの可能性を広げてみてはいかがでしょう。
参考:TOYO KITCHEN STYLE HP
https://www.toyokitchen.co.jp/
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