1.子どもと一緒にクラフト&料理を楽しもう
■ 子どものクラフトや料理はロースタイルで
子どもと一緒に料理やクラフトを楽しむときは「ロースタイル」がおすすめ。子どもは背が低いので「ハイスタイル」では足が地面にしっかりと届かず、姿勢が悪くなったり不安定になったりして細かい作業がしにくくなるからだ。刃物を使う料理やクラフトであれば、ケガなども余計に心配。くれぐれも無理な姿勢で作業をさせないようにしよう。ローチェアでも心配な小さな子どもの場合は、ピクニックシートにローテーブルの「グランドスタイル」なら転倒の心配もなく安心。
ローチェアなら座面が低いので、小さな子どもでも地面に足が届く。
■ 100均アイテムで簡単クラフト
秋のフィールドには、ドングリや松ぼっくりなどの木の実、紅葉した枯れ葉など、さまざまなものが落ちている。これを使ってクラフトを楽しめば、秋キャンプの思い出を持ち帰ることができる。「でも、クラフトは難しそう……」という人がいるかもしれないが、実は思ったよりも簡単。100円ショップで売っているフォトフレームやブリキフレームに、木の実などを木工用ボンドで貼り付けるだけ。これで立派な作品が出来上がる。
木工用ボンドとナイフを持参して、材料は現地調達!
■ 料理が楽しくなるおすすめグッズ
家では子どもと一緒に料理を作る機会がなかなかなくても、キャンプでなら時間はたっぷりあるし、場所も広いし、少々汚しても平気。なので、一緒に調理を楽しむというファミリーも多いはず。しかし、大人はどんなグッズでも使うことができるけれど、子どもの場合は道具が大きかったり、重かったりして、使えないこともある。そこでここでは、子どもでも上手に扱えるキッチングッズを紹介。家族みんなで楽しく料理を作ってみよう!
オピネル/シェフナイフ&プロテクトフィンガー 3800円
指を守るプロテクターと刃先を丸めた包丁のセット。指を入れて固定できるリング付き。
コールマン/ホットサンドイッチクッカー 3619円
ノンスティック加工されたこびりつきにくい仕様。焼印されるランタンマークもかわいい。
キャプテンスタッグ/アウトドアソフトレザーグローブ(イエロー) S 2600円
焚き火料理やダッチオーブン料理などに使える、少し小振りなSサイズの革製グローブ。
キャプテンスタッグ/BBQ 合わせ焼き網(S) 1000円
挟んだ食材を簡単に裏返すことができる焼き網。食パンが入るというサイズもうれしい。
ロゴス/炭火もも焼き器 3900円
炭火もも焼きが作れるだけでなく、ポップコーン作りにも最適。ハンドルは折りたたみ式。
ロゴス/はらぺこあおむしクーラー15L 3600円
厚さ10㎜の断熱材を採用したモデル。子どものおやつやジュースを入れておくのに便利。
2.設営&撤収時のお手伝いで子どもたちの経験値UP
実際にファミリーキャンパーはどんなふうに子どもたちと過ごしているのか、みんなの声を聞いてみよう。
●撤収時、テントの四隅を持って「パラバルーン♪」と楽しみながらお手伝い。
今ではだいぶキレイにできるように。小学校高学年、中学生。
(安田さんファミリー)
●15歳と13歳、焚き付けや小枝を拾い集めてもらってます。あと必ず料理を一品作ってもらいます。
(wakoさん)
●ペグの泥を拭いたり、シートの折りたたみなど簡単なことを手伝ってもらいながら、キャンプにより興味を持ってもらえるようにしています。
(のんなんさん)
●撤収時、7歳は抜いたペグを集めて土を落とし、雑巾で拭いています。12歳はジャグに水をくみにいく係。
(松林さん)
● ペグ隊長とか、テントポール隊長とか、役割分担して隊長を任命しています。
なんでも隊長になると「やるっきゃない!」ってがんばってくれますね。できたら必ず褒めてハイタッチ!
(yuichiro2017さん)
● あとでたくさん遊ぼう! と約束する。早くできれば早く遊べることを身をもって知る。
(エビさん)
● ペグ抜きは楽しそうでした。なので、ペグ抜きは子どもの数だけあると◎。
テコの原理で小さい子にも簡単に抜けるところが楽しいみたいです。
(安田さんファミリー)
● いちばん大変な父と行動し、仕事をもらうと設営撤収が大変なことがわかります。11歳と13歳、大人同様に仕事します。
(キクチさん)
配信: GARVY PLUS