■婦人科疾患の急増も生理回数の増加が原因?!
近年、婦人科系の病気になる人が増えています。その理由は、生理の回数が増えているからだとされています。かといって、生理の回数を自然に減らすことは基本的に妊娠以外ありません。卵巣や子宮のダメージをいかに少なくして、健康な身体を維持することが出来るかが対策ではないかと考えます。
生理(月経)に関係したお悩みは、生理痛以外にもたくさんあります。
1.生理が10日から2週間続く
2.生理が1か月に2~3回ある
3.出血量が多くて貧血になる
4.おりものが多くて気になる
等の症状で来院される人が数多くいます。月経の周期に関連した婦人科疾患に対しては、東洋医学関連の鍼灸学会で、数多く症例発表されています。鍼灸治療は有効ですので、是非ご相談戴きたく思います。
また、
1.排卵が起きない
2.無排卵である
3.受精卵が育たない
4.受精卵が着床しない
等、ホルモンが一定量産生されないためのお悩みで来院される人も数多くいます。妊娠を希望して鍼灸院を訪れる人は、増加しています。ご興味がある人は、下記JIJICO内コラムをご参照ください。
「不妊は低体温が原因?日常生活の改善で不妊治療の成功確率は上がる?」
婦人科疾患は、多くの疾患に鍼灸治療(内外科治療)や瘀血治療(内外科治療)での対応が可能です。当院には、毎年年間100名近い妊産婦さんが来院されます。妊産婦さんに対する下記コラムにご興味がありましたら、ご覧戴きたく思います。
「逆子(さかご)は妊婦さんの不調を胎児が知らせるサイン!?逆子治療に鍼灸治療は有効!」
「産後の体調を良くする方法は?産婦の日常生活開始時期が大きく関与する!?」
「授乳中に冷たい物を飲食すると赤ちゃんに影響が?授乳中のお母さんが気をつけるべき生活習慣について」
■「器質性月経困難症」に鍼灸治療や瘀血治療は有効な治療法です
子宮内膜症や子宮筋腫などの「器質性月経困難症」に対して、鍼灸治療をご希望の人は、お近くの鍼灸院や鍼灸師がいる医療機関にご相談戴きたく思います。健康を維持するために、身体を冷やさないことも、大切な要素ですので、JIJICO内にある、下記コラムをご参照戴きたく思います。
「あなたの「体感温度」感覚は正常!? 「体性感覚」を衰えさせない方法はあるの?」
「北向きの部屋にいると病気になりやすい?日当たりの確保が病気回復には大切!?」
「日当たりの悪い寝室で寝ていると体調不良になる?理想的な寝室の環境とは!?」
10歳代から20歳代のうちに、生理痛を改善することは大切です。30歳代以降になると、子宮内膜症や子宮筋腫などの「器質性月経困難症」に移行する場合がありますので、生活を見直すことは大切です。
生理痛の解消に、ヨガ(YOGA)はお勧めです。体調維持や健康管理のために、是非ご活用戴きたく思います。運動法、呼吸法や瞑想法を学びたい人は、清野メディカルヨーガもしくはお近くのヨガ教室(YOGA School)にご相談戴きたく思います。
養生に関する詳細は、清野鍼灸整骨院ホームのページ内にある『くらしと養生』をご参照願います。
(清野 充典/鍼灸師)
配信: JIJICO
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