離婚の「公正証書」とは?内容や作成手順、費用、必要書類を弁護士がわかりやすく解説

離婚の「公正証書」とは?内容や作成手順、費用、必要書類を弁護士がわかりやすく解説

公正証書の必要書類

公正証書を作成する際には、一般的に以下の書類が必要です。

・自分たちで作成した離婚協議書、離婚条件をわかりやすく記載したメモや書面
・顔写真つきの身分証明書(運転免許証やパスポート等)など、本人確認のための資料
・婚姻関係や親子関係を確認できる戸籍謄本
・財産分与対象に不動産が含まれている場合、不動産の登記簿謄本、固定資産評価証明書または納税通知書
・年金分割の合意をする場合、基礎年金番号のわかる年金手帳等

代理人に委任する場合

公証役場の出席を代理人に委任する場合、以下の書類も必要です。
なお、弁護士も公正証書作成時の代理人になれます。

・委任状(実印にて押印)
・印鑑登録証明書
・代理人の本人確認書類

公正証書にかかる費用

公正証書を作成するときには、公証人の手数料がかかります。
手数料について、まずは、財産分与、慰謝料、養育費等の金額から算定します。

正本や謄本の取得費用

公正証書の正本や謄本(写し)を取得する際には、1枚につき250円がかかります。

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