ヴィーガン対応、精進料理としても出せるラーメン「禅麺」が発売

南野商店社は、「ラーメンをあまねく世界へ」をスローガンに掲げるラーメン専門ECショップ南野商店において、山梨県都留市の曹洞宗耕雲院との合作となるヴィーガンラーメン【禅麺】(袋麺)を、7月29日(月)より発売中だ。

動物性食品、ニンニクなども不使用

同製品は、精進料理としても出せるラーメンというコンセプトのもと、動物性食品の不使用に加えて、精進料理での使用を禁止されている「五葷」を使わずに作られた。

「五葷」とは、ニンニク・ニラ・ネギ・タマネギ・ラッキョウなど、香りが強く、欲を増進させる野菜を指し、精進料理では使用を控えることが通例だ。

これま同製品は耕雲院での禅体験ツアーにおいて提供されていたが、ヴィーガンやインバウンドにおける訪日外国人に人気を博したため、共同開発者であるラーメン偏愛家の南野マキ氏が店主を務めるECショップ南野商店での取り扱い開始に至った。

「禅の心」を感じられるスープ

同製品の麺は、天然由来かんすいを採用した上品でなめらかな口あたりに、つるつるとしたのどごしが特徴の秋田県・佐藤養悦本舗「稲庭中華そば」の乾麺を使用。

乾麺であるため、長期・常温保存が可能だ。

スープは澄んだ淡口醤油に昆布と白菜の旨みを合わせ、絶妙なバランスで加えた花山椒油がほのかに香ることで、口に含んだときから「禅の心」を感じられるスープに仕上げられている。

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