年間50回以上ビュッフェに通う、ビュッフェオタクのモチ子です。今回は、今年の春にオープンしたばかりの「プレミアホテル-CABIN PRESIDENT-東京」にやってきました。
こちらのレストラン「ベイサイドキッチン」では、リーズナブルな価格で時間無制限のランチビュッフェを楽しめるのです。コスパのよさもあって、すでに予約が殺到していて、2カ月先の予約しか取れない人気店なのだそう。
わたしが大好きな前菜、焼きたてのパンが豊富に揃っているということもあって、すでにテンションが高くなっています!
まずは前菜からスタート。ハムもマリネもサラダもどれもおいしそう。
コールドカットをいろいろセレクト。塩気がしっかりしていて、旨みがたっぷりの「生ハム」。パンとあわせて食べれば絶対においしかったはず…! もったいないことをしました。ビュッフェの定番「モルタデッラ」。プリッとした食感も楽しい一品です。お次は「自家製鶏ハム」。自家製と名前にあるだけで、よりおいしそうに見えるから不思議ですよね。お肉はしっとりしていて、味付けはしっかり。3種とも絶品でした。
今回のビュッフェは、シーフード系の前菜が豊富。「ホタテのタルタル」は、甘味の強いホタテがたくさん。爽やかな味付けとよくあいます。パプリカや枝豆の入った「タコのマリネ」。タコは歯応えがありつつ、味がちゃんと染み込んでいて美味。野菜の食感もいい感じ。ハワイのポケのような「マグロとアボカドのマリネ」もおいしそう。ごま油の風味が効いていて、ほんのり酸味が感じられます。全体的にさっぱりしているのから、前菜にもってこいです。
こちらは「コールラビのサラダ」。コールラビは初めて聞いたものだったのですが、地中海沿岸が原産のアブラナ科の野菜なのだとか。キャベツの芯のような感じで、みずみずしくシャキシャキ!
続いて「かぼちゃのアグロドルチェ」。アグロドルチェはイタリア料理で、よく使われるソースや調味料の一種。アグロは「酸っぱい」、ドルチェは「甘い」という意味。どんな味かというと…。しっとりとしたかぼちゃに、松の実の風味とバルサミコ酢ベースの甘酸っぱいソースがよく合います。
前菜の中で気に入ったのが、「パテドカンパーニュ シェフの気まぐれソース」。気まぐれソースって一体どんな味だろうと想像していたら、いちじくのソースでした。トロッと柔らかなパテに、ソースの甘みとプチプチ食感が素晴らしくマッチ。「別の日に行くと、ほかの気まぐれソースを味わうこともできるのかな?」と期待させてくれて、また再訪したくなるほど。
定番の「キャロットラペ」「カプレーゼ」「ピクルス」「ポテトサラダ」も揃っていて、どれも食感にまでこだわったホテルらしい逸品ばかり。
ホテルの特製パンが並ぶコーナーへ。デニッシュ、カンパーニュ、フォカッチャ…、お皿がパンでいっぱいになって、本当に幸せがあふれます。
まずは「クリームパン」から。パンを割ってみると、こんなにクリームがたっぷり。これはたまりません。クリームはトロトロ。口どけがかなりよくて軽やかな食感。まるで空気を食べているかのようです。
かわいらしい「メープルピーカン」。サクサク、パリパリの生地で、メープルの風味が口いっぱいに広がります。ナッツの風味がアクセントになって、甘すぎないのも最高です。
2種類ある「フルーツデニッシュ」は、キラキラとしていてまるで宝石のよう。カリッとした生地に、チェリーと桃、フレッシュなマンゴーが輝いています。どちらもカスタードクリームとディプロマットクリームがたっぷりで、とびきり贅沢ですね。
「じゃがいものフォカッチャ」って、珍しくないですか? モチモチふわふわで、パンだけでも十分おいしい。「ルージュブレッド」は、レーズンの甘味が心地いいです。
なかなか珍しい「グラノーラスコーン」。グラノーラがぎっしりと入っているのですが、意外にもしっとり。アメリカンテイストのようなスコーンで、これはクセになってしまいますね。
「パン・オ・レザン」もレーズン入り。ルージュブレッドと比べると、生地はパリッとしています。
お次は「フィナンシェ」二連発。チョコレートの方から味わってみましょう。周りはサクサクカリカリで、中はしっとり。チョコ感は控えめで、食べやすい味わいです。続いてプレーンは、生地からアーモンドの風味がジュワッと感じられます。外はカリッ、中はとろけるような舌触り。焼きたてならではのおいしさが楽しめるので、ぜひ食べていただきたいですね。
日替わりで提供される出来立てのパスタ料理は、食べ放題でなく1皿ずつの提供。今回は「枝豆とサーモンのクリームパスタ」でした。サイズ感がほどよくて、いろいろ食べたいビュッフェにぴったり。
貝殻のようなショートパスタは、クリームをたっぷりと纏っています。ソースはクリーミーさもありつつ、さっぱり感もあって、ちょうどいいバランス。サーモンもたっぷりで、極上の味わいです。枝豆が入っているから、夏っぽさを感じさせてくれますね。
ビュッフェ台には、バーガーやサンド類もズラリ。
まずは「チーズバーガー」。小さめサイズと思いきや、パティが分厚いので食べ応え満点! 歯切れのいいパンで、ジューシーなパティ、シャキシャキのレタス、チーズをサンド。間違いのない王道の組み合わせで、最高においしい。
「クラブサンドイッチ」は、しっかりとしたパンの中に、ジューシーなトマト、レタス、そしてチキンカツをサンドしています。ボリューミーなサンドイッチに大満足。
イタリアの伝統的な料理「ピンサ」も。ふんわりとした生地の上に、トマトソースを塗り、生ハムをトッピング。ほどよい塩気がパンとよく合いますね。
めちゃくちゃおいしそうなビジュアルの「カツサンド」は、カツがとにかく大きいのがいい! ブリオッシュのようなパンの上に、サクサクで分厚いカツ、キャベツもたっぷりと。パンの甘味がジューシーなカツとマッチしています。
サンドの中で特においしかったのが、オープンサンドの「サーモンのミキュイ」。サーモンがこぼれ落ちそうなんです。見てください、この分厚さ! これが食べ放題ってすごすぎませんか?
しっかりとしたパンの上に、ほんのりレモン風味のサーモンをオン。トロッとした口当たりで、爽やかな味わいが楽しめます。素材のよさを存分に活かした至福の一品でした。
配信: OZmall