プレパパは家事育児の経験を積むことも大事だが、まずは育児に耐えられる体を作ろう
誤解を恐れずに言えば、セミナーはあくまで体験の場であって、実践経験を積める場所ではありません。農業に例えると、収穫体験をしたからといって農家になれるわけではないのと同じです。
また家事のスキルを上げることも長期的には役に立ちますが、24時間体制のベビー育児の場では、出産前の比較的平穏な生活の中で付け焼き刃的に身に着けたスキルは役に立たない可能性が高いです。
ではベビー育児に必ず役に立つことは何かというと、体力です。そしてベビーのお世話には腰をかがめながら行う沐浴や、1時間を超える抱っこなど、大人だけの生活では使わない筋力が要求されます。
スイングベッドなど世話のきつさをカバーしてくれる器具もありますが、全て買い揃えるのは大変だと思います。加えて今は20歳前後で結婚・出産する時代ではないので、子育ての開始時には運動から離れて10年近く、という人も少なくないのではないかと思います。
子どもの誕生前にパパが最もすべきことは筋トレ
赤ちゃんの世話をしたいという意欲があっても、体力がついていかないと悲惨です。夫に任せようとしたけどできないから自分がやった、という妻の笑うに笑えない話もあります。
更に産後の体が妊娠前と同じくらいまで回復したと感じられるのは産後3カ月~1年かかると言われる中、沐浴などきつい世話は夫が肩代わりしたいところです。そのためには筋力が大事です。特に腰痛にならないための腹筋や背筋のトレーニングが重要です。
1日10分でも半年続ければ目に見えて違いが出てきます。産後の力仕事は男の役目と考えて、妻の妊娠中は筋トレに励むことをおすすめします。
夫は、夫にしかできないことをやるべし
<ぎゅってブロガー/共働きおやじ研究所>
6歳と4歳の姉妹を持つ30代後半の父親です。妻は2022年4月に職場復帰。祖父母サポートなし共働き家庭を続けていくために、父親育児の手法を研究しています。
研究成果を公開し、親父の地位向上を目指しています。
仕事と家庭と自己実現の三方良しが人生の目標です。
配信: ぎゅってWeb