「彼が結婚の話題を避ける」と嘆く29歳女性が“幸せになれない”ワケ。変えるべきは…

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自分を大切にすることは「減らすこと」

 また、講座ではそういった不毛な恋愛で悩んでしまわないように、自分を大切にする生き方も学んでもらいます。

「自分を大切にする」というと、「好きなデザートをご褒美にする」「週末はショッピングする」「高い勝負服を持つ」こんなふうに表面的なことに注力しがちですが、それよりも大切なことがあります。

 それは「足すのではなく、減らすこと」。

 自分を大切にするということは、自分にご褒美をあげることではなく、まずは嫌なことをさせないということなんです。

 好きなデザートをご褒美にするのも幸せですが、そういった短絡的なことよりも、不安や悩みばかりの恋愛はやめる、過度なストレスが続くお仕事を変える、嫌な気分になる人間関係からは遠ざかる、そういうことのほうが大事なんですよね。

 ご褒美をたくさん作ることよりも、嫌なことを極力なくすほうが自分を本当の意味で大切にできます。

仁菜さん「自分を大切にすることを意識し出したら、彼とのことに関して、自分を全然大切にできていないって気づいたんです。自分は幸せに生きていきたい気持ちがあるのに、彼は自分を大切にしてくれていないし、幸せな二人になりたいという気持ちがあまりないことにも気づきました。彼と結婚したいというより、わたしはただ結婚したかっただけ。そんな彼でも結婚したら幸せになれるって勘違いしていました」

ついに3年付き合った彼との別れを決断


 そして3年間お付き合いした彼との別れを決断。

 講座が始まるときには、彼との結婚を目指していたのにサクッとお別れすることになりました。実はこういったケースは仁菜さんだけではなくて、アラサーの婚活女性のあるあるなんです。

 周りの友人が結婚していくことや妊娠出産のタイムリミットを感じて焦燥感から結婚への執着が強くなりがち。

 ただ、結婚はゴールではないからこそ、どんなときも一人の彼に固執するのではなく、幸せにこだわることを覚えておいてほしいです。ここに気づけると幸せな結婚ができない恋人とはサクッと別れを選ぶことができるのです。

 恋愛は好きだけではだめ。彼が好きでも、彼を好きな自分に違和感を抱いたら結婚はやめたほうがいい。

 彼が自分を大切に思ってることを、言葉ではなく行動で伝えてくれる人じゃないとモヤモヤすることが多い関係になってしまいます。どれだけ自分だけが努力しても幸せな二人にはなれません。もし仮に結婚しても、結婚後に苦労するのは確実です。

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