メニュー
こちらがメニューです。
豆腐御膳や豆腐ご飯、豆乳スープを使ったうどんなどがあります。
その中でお店の一番人気が「豆腐御膳」。
今日はこちらを頂きます♪
豆腐御膳
こちらが豆腐御膳 1,300円
メインのお豆腐がすんごいボリューム!
他にはかき揚げやコンニャクの煮物、揚げ出しに茶碗蒸しにお味噌汁。
メイン以外は定期的に変わりますが、今よりさらにお豆腐を使ったものを増やしていくそうですよ。
御膳のお豆腐はお店の裏にある豆腐工房で作られています。
これまでは国府町雨滝から豆乳を取り寄せてお豆腐を作っていましたが、今後は原料となる大豆の栽培からお豆腐の製造まで一貫して手掛けようと、国や市の補助を受け豆腐工房を建設、2023年の春に完成したそうです。
メインのお豆腐は「白壁とうふ」と呼ばれる、
鳥取県産大豆100%にこだわったお豆腐です。
スプーンですくって取り皿に移し、
好きな薬味とだし醤油をかけていただきます。
なめらかな食感の白壁とうふは大豆のコクと旨みがたっぷり!
はじめはこのお豆腐のボリュームに驚きましたが、
気がつけばペロッと完食していました(·Θ·)
今回温かいお豆腐を選びましたが、冷奴や揚げ出しも選べますよ。
(値段は変わりません♪)
揚げ出し豆腐は水きり豆腐を素揚げしてあります。
外側はカリっと、中はふわふわした食感が楽しめました♪
味噌汁の具材にもお豆腐が。
アイスティーと紫芋の水まんじゅう
豆腐御膳にはプチデザートも付いています。
この日は紫芋の水まんじゅうでした。デザートも自家製なんですよ。
そして飲み物は食後だと200円でいただけちゃいます!お得~♪
夢倉とうふ工房
ここがお豆腐を製造している「夢倉とうふ工房」です。
豆腐料理専門店「夢倉」と豆腐製造所「夢倉とうふ工房」は、障がいのある人たちの働く場(障害者就労継続支援B型事業所)として、福祉サービスを展開する社会福祉法人和(なごみ)が運営しています。
今日は少しだけ中を見学させてもらいました。
木綿豆腐は週に1回、絹豆腐は定休日以外ほぼ毎日作っておられます。
ちなみにお店で提供されている豆腐料理には絹豆腐が使われています。
加熱窯とグラインダー(豆摺り機)
工房ではちょうどスタッフさんが絹豆腐を製造中。
豆乳ににがり(凝固剤)を入れ、かき混ぜる作業をしていました。
豆乳は冷たくしてからにがりを混ぜる方が、よりなめらかな豆腐が作れるのだそう。
静かにゆっくりかき混ぜています。
お豆腐の原料である大豆は、「星のめぐみ」や、大豆の注目成分の一つ、イソフラボンが一般的な大豆と比べて2倍近くあるといわれる、三朝町特産の「三朝神倉(かんのくら)大豆」
どちらも鳥取県産大豆です。
色々な大豆やブレンドの比率を変えるなど、試行錯誤の末、ようやく納得する味に辿り着いたそう。
にがりを混ぜ終えたら箱型ごと専用の機械に入れ、凝固させます。
出来上がったお豆腐はカットしてしばらく水にさらした後、
丁寧にすくいパック詰めしていきます。
豆腐の品質維持と型崩れを防ぐために、
一つ一つパックの隙間に水を入れます。
最後はフィルムで包装し完成。
包装されたお豆腐はしばらく水槽に入れて冷やします。
これら全てここで働くスタッフさんの手作業なんですよ。
障がいや病気などの理由により一般企業で働くことが難しい方が、
スタッフとともに働きながら必要な知識や技術を身につけ、こうして活躍する場が増えるのは素晴らしいことですよね。
「誰もが役割や生きがいをもって、自分らしく暮らせる社会になるように」
この取材を通し、大切なことを私は教わりました。
配信: na-na